完璧異能少女と中原幹部[暗殺教室・文スト]【裏切り】

21 ページ22

Aside


「ふふっ。痛いなぁ。これってさ、一方的ないじめじゃない？」


前「はぁ？裏切り者が、言えたことじゃないだろ。」

中村「信じてあげてたのにさー。あっ！謝ったら、許してあげてもいいけど？」



いや、謝っても、許してくれないよね、あなたたち。



...それに........それになによ。

信じてあげてたのにって。


信じてたじゃなくて、あげてたって言っていた。
そんな、脆い友情だったの？私達って。


寺「いつも笑っててキモかったしな」

中村「それな！笑ってれば可愛いって言われるし？」

岡野「前から、うざかったよね」


...え？私がどれだけ頑張ってきたか知らないくせに。

辛くても、心配させたくないから、笑ってたんだよ？

大好きだった、あなたたちが優しいから。

暗殺に影響すると困るし。



...グチャ


私の何かが壊れた気がした。


こうなったら、最後まで踊ってみせようか、シナリオ通りに。


演技すれば...誰も気付かない。

「そっか。ごめんね。気付かなくて」

中村「は？」

中「A？」

「じゃあ、笑わない方がいい？笑うのが嫌なら、私はもう笑わないよ。みんなが望んでいるのなら」


亡くなった母からは、

“何があっても笑顔で”

って言われてたけど...ね。

22→←20

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す