【中原中也】素敵帽子に奪われる【文スト】

両思い8% ページ10

Aside






コンコンッ



私がドアをノックすると、人虎の声がした。






「はい！！少々お待ちください！！！」


すると、鏡花が出てきた。



「こちらにどう･･･ぞ･･･！！Aさん！！！」

『久しぶりだね、鏡花。』



お久しぶりです、と云い深々と挨拶をする鏡花は、やはり光に行って良かったと思う。



突如、




「き、鏡花ちゃんに何をしているんですか！！」


人虎が私と中也の前に立ちふさがった。




「あ？手前人虎だろ。芥川に勝ったって聞いたけどよォ･･･」

「お、おまえ！！太宰さんの元相棒の中原中也か！！！」


わお、よく知ってるねぇ人虎ったら。


『よく知ってるね、人虎･･･ううん、敦君。』

｢そ、その、太宰さんから聞いていたので…｣


ってか、なんなのよ。

めちゃくちゃ警戒されてるじゃん…


｢おい人虎！手前、容易にAに近づくなよ！！｣

｢ファッ！？！？へ、はい！近付きません！！｣


あ、警戒の理由はこれか、うん。
中也のせいか。

『えっと、敦くん？そんなに警戒しなくたって、今日はプライベートだから何もしないよ。』


すると、

｢それを。ポートマフィアの幹部のその言葉を、信じろとでも云うのか？｣

眼鏡をかけた長身の男が、目の前に立ちふさがった。


『え、信じてくれないんですか？』
｢当たり前だ！！｣

ん〜、どうしよ…？


｢まぁまぁ国木田君、落ち着き給え。｣

突如、治が現れた。



｢って…何で中也まで居るの？最ｯ悪何だけど。｣

｢あ！？それはこっちの台詞だよ青鯖！！｣

｢蛞蝓は黙っててくれないかな？｣

｢ンだと！？この包帯の付属品が！！！｣

｢双黒(小)｣

｢あ！？この社会不適合者がァ！！｣



…ああ、はじまった。





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皆様、本当に申し訳ないです！！

更新するとか言って、ぜんぜん出来ていませんでしたっ！！


今日からまた、更新再開するので、宜しくです！！

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