両思い2% ページ3
『ひぃぃ!!!姐さん!!一旦落ち着こ。金色夜又は辞めて!!』
「でものう。お主が話さぬと云うておるから....」
ズルいよ、姐さん!!その顔は!!!
『分かった!話す、話すから金色夜又しまって!!!』
私がそう叫ぶと、目の前に居た夜又が消えた。
こ、怖かったぁ。
すると、
「さぁA、話してくれるのじゃろ?」
「どんな事をしたか気になりますね!!」
「Aとちゅーやはお似合いだもの!早く聞かせて頂戴!!」
姐さん、樋口ちゃん、エリス嬢が続けて云う。
『そ、そんなに凄いことはしてないよ?』
私がそう云うと、皆は一瞬ポカンとしてからゲラゲラと笑い出した。
「ちゅーやが?ないない。」
「中原幹部が奥手なんて考えらんない!」
「そうじゃのう、あの中也が手を出さないなんてヤバイ。」
さ、3人とも口調が可笑しいけど大丈夫ですかね?
・・・まぁ別にいっか。
『えっと。この間首領と姐さんが出ていって、それから・・・その・・・』
云わなきゃ駄目かなぁ....
「それで何ですか!ヤったんですか!」
『違ーーう!!!!!』
何ぁだ、とつまらなさそうに云うエリス嬢。
何がだよ、余計なお世話だよ!
「でぃーぷ?したの?」←
『なんて言葉知ってるんですか!?エリス嬢!?』
最近の子供やべェなおい。←
「だってリンタロウが云ってたもの。
Aとちゅーやは何時もチューしてるって!!」
『なんてこと云ってるんだよ!!リンタロウ!!!』←
おっと危ない危ない。
リンタロウって呼んじまったぜ。
「処でA。お主胸が大きいのう。」
『どこ見て云ってるの!?姐さん!?』
すると、ドアの方でガタンッと云う音がした。
『な、何!?敵襲!?』
「違ェよバカ!!」
『中也!?!?』
何でこんなタイミングで来るんだよ!!
中也のバカ!!!
「お、噂をすればじゃのう。」
「本当ね。」
『姐さんもエリス嬢も何なんですか!?』
しかも何か中也の顔が紅いし!!
「あ、そうだ!姐さんにエリス嬢!!
向こうに行きましょうよ!ね!!」
「?....あ、勿論!」
「ほれ、エリス嬢。此方じゃ。」
『へ!?一寸何で!?
無駄な気使わないでぇ!?』
まぁ私の心のそこからの願いは、
姐さんや樋口ちゃん、エリス嬢に届く筈も無く空気中に消え去る。
「その、女子会邪魔して悪ィな。」
『や、良いよ。』
何だろ、気まずい。
突如、
「なァA。」
中也が口を開いた。
「好きだ。」
と云った。
嗚呼、やはりこの人は頗るズルい。
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まなの(プロフ) - リオさん» ありがとうございますううう!!!!!更新遅くなるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします!! (2017年3月13日 7時) (レス) id: cf576355f9 (このIDを非表示/違反報告)
まなの(プロフ) - 天子さん» あ、抱いちゃいます?喜んでェェ!!!!!!!!!←更新遅くなるかもですが、よろしくお願いします!! (2017年3月13日 7時) (レス) id: cf576355f9 (このIDを非表示/違反報告)
まなの(プロフ) - 小百合さん» ありがたきお言葉ですっ!!更新遅くなるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします!! (2017年3月13日 7時) (レス) id: cf576355f9 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 面白いので、更新がんばってください! (2017年3月12日 18時) (レス) id: e4a85809b5 (このIDを非表示/違反報告)
天子(プロフ) - リクエストゥ!もういっそのこと抱いてもいいんじゃないかなぁ?← (2017年3月6日 21時) (レス) id: 9875f5ca27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まなの x他3人 | 作成日時:2017年2月10日 2時