【名探偵コナン】既に好感度がMAXでした。

epi.3-3 ページ31

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「あっ園子…！Aさんすみません。この子にAさんの話をしたら会いたがって…今日コナンくんが会う約束をしていたようなので…」

ご迷惑でしたよね…？と此方の顔色を伺いながら控え目に聞く蘭。
蘭も園子もアニメそのままの姿で少しだけ感動してしまった。


「いや、全然大丈夫だよ」

「ごめんなさい！蘭姉ちゃん達と話してたら遅くなっちゃった」

「あっ！コナンくん久しぶり〜会いたかった」

「ぼ、僕もだよ…！」


久しぶりに抱きしめたコナンはやはり丁度良いサイズ感で柔らかい。癒し。
中身が高校生なのを忘れて、会っていなかった数週間を埋めるように更に強く抱きしめた。



「Aさんもこっちで話しましょうよ！色々聞きたいし…！」

「え、あぁ…」


感動の再会が腕から抜け出そうとするコナンをからかう事にシフトチェンジしていた頃、テンション高く発せられ園子の言葉に圧倒されてテーブル席へと移った。


「Aさんって彼女さんとかいるんですか？」

「あっ…気になる…！」


園子の質問に蘭も乗ってきて、どこの女子高生も恋愛話が好きなんだなあ…と思った。


「んー、それがいないんだよね。あまり女性にモテなくて」

女性にはモテないのに男性には、と考えたが全然笑えないので口に出す事は無かった。


「えっそんなことないですよね？Aさん結構学校でも話題になってますよ」

「何それ…」


正直に答えると、蘭がすぐさま興奮気味に否定する。

学校で話題に上がるって何それ…怖い…


「ポアロの常連さんで安室さんと仲良しなイケメンがいる〜って」

「Aさんやりましたね！仲良しですって」

「マジかー…」


この美形とセットにされて噂されていたという事実に頭を抱える。そんな俺とは対照的に、嬉しそうにフフンッと笑う安室に苛ついたので軽く腹パンを決めた。


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○江戸川コナン(工藤新一)
最近Aのスキンシップが激しい。

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