epi.2-4 ページ23
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スイッチを入れられたように不意に目が覚めると、そこは見慣れない部屋。
「ん、ここは…」
上半身を起こそうとするも、腰に回った腕によって起き上がることは叶わなかった。
首だけ回し背後を確認すると、愛しい人がすやすやと寝息を立てていた。いつもの格好いい印象から打って変わり、こんな無防備なあどけない姿は初めて見る。
そうか、酔ってそのまま2人で寝てしまったのか。
こんな絶好のチャンスなのに、視覚からの新しい情報が多すぎて動けずにいた。
えっ、え〜〜〜〜〜〜!
Aさん可愛いすぎません?イケメンなのに寝顔は天使とかどういうことでしょう。抱きたい。いや、気絶する程に激しく抱かれて目が覚めた時に優しい笑顔を僕だけに向けてほしい。
というかこの手はなんですか。
普段僕がどれだけ言っても抱き締めることすら許されないのに、まさか抱き締めてもらえるなんて。ありがとうございます全世界に感謝!
「ん〜…」
とろんと眠気の残った声。
腰から手を離し起き上がったAさんは、ボーッと焦点が定まらずまだ脳細胞は眠っているようだった。
「おはようございます」
下心を隠すように、なるべくいつも通りの笑顔で言う。
少し名残惜しかったが、寝惚けたAさんも可愛らしいので良しとした。
「………降谷さん…?」
「はい。昨日あのまま寝てしまったみたいです」
唐突な本名呼びに、天を仰ぐのをギリギリのところで抑えて平常心を装う。
「あ〜〜…頭いてえ……」
「大丈夫ですか…?」
「…うん。今って何時?」
「10時ですね〜……ッ、仕事!」
Aさんとの時間が楽しくて、登庁予定だったのをすっかり忘れていた。
「え、安室さん今日公安の方?」
「そうなんです!すみません出ますね!」
目を丸くしたAさんもいいな、と思いながら軽く身だしなみを整え足早に部屋を後にした。
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なかだ(プロフ) - ユンさん» いえいえ、私も上手く理解出来ずにすみませんでした。ありがとうございます!少々お待ちください…! (2018年5月9日 8時) (レス) id: a19897898d (このIDを非表示/違反報告)
なかだ(プロフ) - YuriYuriさん» コメントありがとうございます。男主好きな同志様に読んでいただけて嬉しいです!はい、これからも更新頑張ります…! (2018年5月9日 8時) (レス) id: a19897898d (このIDを非表示/違反報告)
ユン - ツイッターの小説のことです 日本語が足りなくて申し訳ないです… 楽しみに待ってます! これからも頑張ってください! (2018年5月8日 18時) (レス) id: 179cc2b81d (このIDを非表示/違反報告)
YuriYuri(プロフ) - この作品大好きでいつも見ています!!男主大好きです。これからも頑張ってください!! (2018年5月8日 18時) (レス) id: 5bdc3179ab (このIDを非表示/違反報告)
なかだ(プロフ) - ユンさん» もしツイッターに載せたこの小説の番外編のことでしたら、溜まったらまとめて占ツクに載せようかなとは考えております。ですので今すぐに載せるということは難しいです、申し訳ございません。 (2018年5月8日 0時) (レス) id: a19897898d (このIDを非表示/違反報告)
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