検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:74,040 hit

16 ページ16







宮「松倉…Aのこと好きらしい」
















「え!?」



中「はぁ!?」





うみと同時に出た驚きの声が重なり、静かな海辺に響く。





宮「いやさ、相談されてて。Aちゃんと話したい、仲良くしたい、付き合いたい、って。あいつなかなか告白しないからもう言っちゃっていいかな〜って。その方がAも意識するっしょ?」





なに、え?



ちゃかは私と松倉君をくっ付けたいの?








中「そんなの絶対無理!Aに彼氏とか絶対ダメ!俺1人になるじゃん!」




「いや、うみ大丈夫だよ。私松倉君のことそんなに知らないし、、。本人から告白されたわけじゃないし!…ね?」





そう伝えてもずっとヤダヤダ言ってる。




松倉君には申し訳ないけど別に付き合うつもりはない。







それからまた対決してうみが負けたけど、最近新しいアニメを見始めたという対して需要のない暴露をした。



















宮「もうそろそろ帰る?」



「んー、、ここに泊まってく?」



宮「いや、野宿はやばいだろ」








多めの荷物を抱えて夜道を歩く。





中「なんか、あっという間だったね」



「ねー」



宮「楽しい時間って早く過ぎるって言うもんな」





涼しくなった風が吹き抜ける。




別にこれからも3人の関係が変わることは無いだろうけど、



なんか、寂しい。



バラバラになりそうな気がして。








「また、3人で遊ぼ」



いつ予定が合うか分からないけど、こうした約束を交わさないとダメなんじゃないかと思った。





中「当たり前じゃん」



宮「今年も祭り一緒に行こうよ」



「うん…って、え!?」





つい大きな声が出た。




宮「え?なに?」



「いや、サラちゃんはいいの?」



宮「あー、良いんじゃね?」



「なにそれ。また焼きもち焼いちゃうんじゃない?」



宮「焼きもち?」



中「まぁまぁ、海斗が良いって言ってんだから3人で行こうよ。毎年恒例なんだし」



宮「3人?…いや、サラも入れてさ、4人で」









あー、なるほどね、そう言うことか。








4人…ね?







ふと、うみの方を見上げるとうみも私を見ていた。



口パクで





“大丈夫。俺が居る”





そう、言った気がした。







いつまで苦しい思いをするんだろ。



早くこの気持ち消せたらいいのに。





17→←15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (190 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
721人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あーさん(プロフ) - ヒナノさん» コメント、ありがとうございます!だいぶノロノロ更新ですが、これからも読んでいただければと思います(*^^*)本当に嬉しいお言葉ありがとうございます!! (2020年11月13日 0時) (レス) id: 4643567ab6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナノ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます( ; ; )!三角関係がもどかしくてこんな青春送りたかったな〜と思っちゃいます^^これからも無理のない程度で更新頑張ってください( ; ; ) (2020年11月12日 4時) (レス) id: 3f8a3982fd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あーさん | 作成日時:2020年7月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。