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海に入りすぎて寒くなったから上がって2人を眺める。
中「つめてー!!おい!水鉄砲で顔ばっか狙うなよ!」
宮「そっちこそビーチボール投げんな!取りに行くの大変だろ!」
わーわー騒いでる姿は本当に小さい時から変わらないな。
すごく幸せで心地いい時間。
『ね、おねーさん1人?』
「…へ?私?」
『そ!俺仲間と来てんだけど、女の子いなくてむさ苦しいわけ!どう?一緒に』
幸せなひと時を味わっていると変な人に絡まれた。
めんどくさ。
「あー、すみません、友達と来てるんですよ」
『じゃあその子たちも遊ぼう!おねーさん可愛いし、どうせ友達も可愛いでしょ?』
「残念ながら男友達です」
『またまた〜、そういえば諦めると思った?』
なんて言いながらすごい力で腕を引っ張られる。
「痛っ、ちょ、離してください!」
『はいはい、大人しくしな』
「ちょ、本当にっ、」
あー、どっか連れてかれんのかな。
しばらく引っ張られてるけどそろそろ腕痛いな〜。
なんて考えてたら
「あのー、すみません。俺の女に触んないでもらっていいっすか?」
あ、私の好きな声。
反対の手を引っ張られ、肩を引き寄せられる。
宮「…早く離せよ」
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宮「ごめんね、勝手に彼女設定にしちゃった」
「んーん、大丈夫」
宮「にしても、焦った、、海人がAが居ない!って騒ぐんだもん」
まあ随分と長い距離引っ張られたからな。
宮「あ、海人に見つけたって言うの忘れてた。連絡しとこ」
「…あの、ありがとう」
宮「いや、良いよ。なにもされてない?」
「うん」
宮「そんなに落ち込むなよ笑 元気出せって!」
別に変な人に引っ張られて落ち込んでるんじゃない。
”俺の女に触んないでもらっていいっすか?“
さっき、ちゃかに言われたこの言葉が嬉しくて、でも悲しくて。
複雑な思いをしてるだけ。
中「A!良かった〜。無事?」
「うん、ごめんね」
中「全然!Aに何もなくて良かった」
うん、考えるのは辞めよう。
「あの人顔が良かったのに、ちょっと強引だったからなー、それで優しかったら完全に着いて行ってた!」
宮「何言ってんだか笑」
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あーさん(プロフ) - ヒナノさん» コメント、ありがとうございます!だいぶノロノロ更新ですが、これからも読んでいただければと思います(*^^*)本当に嬉しいお言葉ありがとうございます!! (2020年11月13日 0時) (レス) id: 4643567ab6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナノ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます( ; ; )!三角関係がもどかしくてこんな青春送りたかったな〜と思っちゃいます^^これからも無理のない程度で更新頑張ってください( ; ; ) (2020年11月12日 4時) (レス) id: 3f8a3982fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーさん | 作成日時:2020年7月19日 19時