検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:74,025 hit

14 ページ14







海に入りすぎて寒くなったから上がって2人を眺める。





中「つめてー!!おい!水鉄砲で顔ばっか狙うなよ!」



宮「そっちこそビーチボール投げんな!取りに行くの大変だろ!」





わーわー騒いでる姿は本当に小さい時から変わらないな。





すごく幸せで心地いい時間。









『ね、おねーさん1人?』



「…へ?私?」



『そ!俺仲間と来てんだけど、女の子いなくてむさ苦しいわけ!どう?一緒に』




幸せなひと時を味わっていると変な人に絡まれた。



めんどくさ。




「あー、すみません、友達と来てるんですよ」



『じゃあその子たちも遊ぼう!おねーさん可愛いし、どうせ友達も可愛いでしょ?』



「残念ながら男友達です」



『またまた〜、そういえば諦めると思った?』





なんて言いながらすごい力で腕を引っ張られる。





「痛っ、ちょ、離してください!」



『はいはい、大人しくしな』



「ちょ、本当にっ、」







あー、どっか連れてかれんのかな。



しばらく引っ張られてるけどそろそろ腕痛いな〜。



なんて考えてたら









「あのー、すみません。俺の女に触んないでもらっていいっすか?」




あ、私の好きな声。




反対の手を引っ張られ、肩を引き寄せられる。









宮「…早く離せよ」















宮「ごめんね、勝手に彼女設定にしちゃった」



「んーん、大丈夫」



宮「にしても、焦った、、海人がAが居ない!って騒ぐんだもん」




まあ随分と長い距離引っ張られたからな。




宮「あ、海人に見つけたって言うの忘れてた。連絡しとこ」



「…あの、ありがとう」



宮「いや、良いよ。なにもされてない?」



「うん」



宮「そんなに落ち込むなよ笑 元気出せって!」





別に変な人に引っ張られて落ち込んでるんじゃない。







”俺の女に触んないでもらっていいっすか?“







さっき、ちゃかに言われたこの言葉が嬉しくて、でも悲しくて。




複雑な思いをしてるだけ。









中「A!良かった〜。無事?」



「うん、ごめんね」



中「全然!Aに何もなくて良かった」





うん、考えるのは辞めよう。





「あの人顔が良かったのに、ちょっと強引だったからなー、それで優しかったら完全に着いて行ってた!」



宮「何言ってんだか笑」





15→←13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (190 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
721人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あーさん(プロフ) - ヒナノさん» コメント、ありがとうございます!だいぶノロノロ更新ですが、これからも読んでいただければと思います(*^^*)本当に嬉しいお言葉ありがとうございます!! (2020年11月13日 0時) (レス) id: 4643567ab6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナノ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます( ; ; )!三角関係がもどかしくてこんな青春送りたかったな〜と思っちゃいます^^これからも無理のない程度で更新頑張ってください( ; ; ) (2020年11月12日 4時) (レス) id: 3f8a3982fd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あーさん | 作成日時:2020年7月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。