それ一緒にやらせて下さい3

-尋問 ページ23

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病んで伏せっていた私は今、何故こんなにも宮舘さんから尋問を受けているのだろうか？

・・・伏せってたからか？

・・・身体は楽になったのに、なんか、苦しい、かも

・・・いや、気まずい？

宮舘「・・・うどんとかお粥とか、胃に優しいものなら食べられるんじゃない？」

『・・・炭水化物は、ちょっと控えてて』

宮舘「倒れたのに、そんなこと気にしてる場合ではないよね？」

『・・・気にします』

そう言うと、宮舘さんに溜め息をつかれた。

『えっと、すみません』

河内「とりあえず、動けるみたいだし、Aを家に送ってきます」

宮舘「俺も行くよ」

『え！？』

河内「えっ！？いや、でもっ」

突然の宮舘さんの発言に河内さんと2人で慌てる。

宮舘「今日の合わせはAさんメインだからAさんが帰るならもう終わりでしょ？てか、スタジオも払っちゃったし、予定ないし」

河内「まあ、そうですけど。メンバーとはいえ、女性の部屋に行くのはどうなんでしょう？」

宮舘「Aさん、帰ってもまともにご飯食べると思えないんだよね」

『・・・食べますよ？』

宮舘さんから、信用ならないとでもいうかのような視線を送られる。

宮舘「倒れたばっかりなんだから、今日は安静にしないと。あ、途中でスーパーに寄れます？」

河内「もしかして、ご飯作って、ちゃんと食べるか見張ろうとしてますか？」

宮舘「御名答」

河内「・・・分かりました」

『え！？ちょっと』

何故か了承してしまった河内さんを呼びつけ、渡辺さんと宮舘さんに聞こえないように話をする。

『なんでOKしちゃうんですか！？』

河内「Aちゃんが寝てる間に、"仕事の途中で来たからAちゃんを家に送ったら直ぐ仕事に戻らないと"って話しちゃったのよ。だから私は見張れない」

『てことは、宮舘さんを私の家に置いて行こうとしてるってことですか？』

河内「ガチスキャンダルが出ないように、手は打っておくから安心して」

『・・・問題はそれより、』
宮舘「マネージャーも一緒なら2人きりじゃないし問題にはならないよ」

いつの間に近くまで来ていたのか、宮舘さんから「河内さん、仕事あるんですよね？」と帰宅を急かされる。

宮舘「翔太も行く？」

渡辺「元気になったなら、俺はパス」

宮舘「そう」

宮舘さんの頑なな言葉に、河内さんから "諦めて" という視線を送られた。

・・・部屋、散らかってなかったっけ？



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