検索窓
今日:31 hit、昨日:73 hit、合計:446,164 hit

-リアリティー? ページ32

.


深澤さんからの補足で、ようやく理解をした強制加入の筋書き。

しかし、そんなもので信じるのだろうかとも疑問に思う。

・・・ていうか、有り得るの?

今回の企画において、いかにリアリティーを出すかにこだわっていた割には現実味がないように感じる。

・・・まあ、ドッキリっていう時点でリアルではないけど


深澤「で、スキャンダルの相手は俺、ですか?」

AD「そうなります」

このドッキリの、SnowManからの唯一の公式協力者は深澤さんだ。

そのため、スキャンダルの相手が必然的に深澤さんになるということは直ぐに理解できた。

AD「そして、加入が決まってからの動きですが、SnowMan の皆さんとA さんには、10人バージョンでのD.D.の練習をしていただきます。Aさん、踊れますよね?」

『一応、練習はしてるので踊れますけど、本当は加入しないのに練習って、SnowManにとって無駄な練習になりませんか?』

田所「無駄にするつもりはありませんよ。Aさんの、この2ヶ月も含めて」

田所さんの意味深な言葉に、何を考えているのか聞きたかったが、スタッフさんの次の言葉を聞いて、その考えは直ぐに抜けていった。

AD「後、間奏でAさんにはバク転をしてもらいます」

『え、まだ1度もバク転できたことないですよ!?』

AD「そこは、まぁ、頑張ってもらって」

どこか他人事なスタッフさんに言葉を失い、田所さんに助けを求めるが、その表情は何を考えているのか分からない。

深澤さんの表情も、変わらず険しい。

深澤「編集のことはよく分からないのでアレですけど、今までの分だと番組にはならないってことですか?」

AD「まぁ、そうですね」

深澤「あー、はい。えっと、ちょっと考える時間をもらっても良いですか?」

そう言われ、スタッフさんは田所さんに視線を向ける。

田所「構いませんよ」

田所さんの言葉を聞き、深澤さんは部屋から出ていった。


部屋のドアが閉まり、スタッフさんが口を開く。

AD「やりたくないとか言われちゃいますかね?」

田所「事務所はOKを出していますからね。やらないという選択肢はない」

そんな会話が耳に入り、再び、以前から抱いていた思いが湧き上がる。

そして、口から溢れた。

『・・・最初からですけど、田所さんが何を考えて何をしようとしているのか、私には分かりません』

田所「考えはありますが、未確定な部分が多いのでまだ説明できないというだけです」

『未確定でも、その考えを教えてほしいんです』



.

-考えさせて下さい→←-延長です



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (356 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1027人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 紅一点 , ドッキリ   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あやのぱんだ(プロフ) - あいちゃんさん» すみません。お待たせいたしました。移行しましたので、これからもご愛読宜しくお願いします! (2021年3月18日 14時) (レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん(プロフ) - 最近更新ないので寂しいです、、忙しいと思うのでまた更新してくださるの楽しみに待ってます!!今1番ハマってる作品です!! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 73abb925e7 (このIDを非表示/違反報告)
あやのぱんだ(プロフ) - あいちゃんさん» コメントありがとうございます!初めていただきました。とても嬉しいです。初めて書くので不慣れで亀更新ですが、これからも宜しくお願いします! (2021年2月3日 16時) (レス) id: 2f8e837129 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん(プロフ) - 内容が新しくってめっちゃ面白いし続きが気になります!!毎日更新待ち状態です、、、更新楽しみにしています,!!! (2021年2月2日 14時) (レス) id: 73abb925e7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あやのぱんだ | 作成日時:2020年12月23日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。