-貴族遊び ページ17
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・・・しょっぴーって、引くぐらいキレイ好きの割に人の手にあるものは食べれるんだ
・・・あれ？潔癖とまではいかないのかな？
・・・あ、でも手に触れてない部分だけ食べてる？
無言でラムネを食べ続ける渡辺さんを眺めていると、宮舘涼太に声をかけられた。
宮舘「Aさんも食べないと、翔太に全部食べられるよ？」
『あ、いただきます』
私のために出してくれたラムネを、未だに1粒も食べていなかったため慌てて口に入れる。
口の中で広がった甘みは、いつか食べたラムネの甘さと変わりはなかったが、阿部亮平からのお裾分けということもあり、さっきから何度も緩む頬がまた緩んだ。
佐久「本当に好きなんでやんすね〜」
『え？』
向井「ラムネ好きなん？」
佐久間大介の言葉に、私が阿部亮平を含めSnowManのことが好きだとバレたのかと思ったが、向井康二の言葉でラムネに向けられたものだと分かり安堵する。
宮舘「見ての通りだね」
阿部「だから翔太、食べ過ぎちゃ駄目だよ」
阿部亮平に指摘された渡辺さんは、コクリと頷いて私の手からもう1粒ラムネを拾い、口に入れた。
向井「しょった、言われたそばからやん」
渡辺「最後だよ、最後」
『向井さんも食べますか？』
向井「ええの？好きなんやろ？」
『阿部さんにいただいたんですけど、好きでも一気にこんなには食べれないからって食べてもらっていたので、良かったら』
そう言って差し出すと、向井康二は「おおきに」と言って何粒かラムネを拾って食べてくれた。
それでもまだあるラムネを宮舘涼太に進めると、宮舘涼太は「じゃあ、1個だけ」と言って遠慮がちに拾って食べる。
その姿を見て、佐久間大介は「おぉ、貴族が庶民の駄菓子を召し上がられたぞ！」と遊び始めた。
佐久「国王！お味はいかがですか！？」
宮舘「美味い」
佐久「ありがとぉぉおございます！！」
いつもながら綺麗なお辞儀だ。
向井「貴族って駄菓子食べへんの？」
阿部「食べる人は食べるでしょ」
そんな風にミニコントを見て笑っていると、目黒蓮が荷物を置きにこの場を離れて行く姿が目に入った。
何気なく目黒蓮を追いかける。
目黒「・・・何？」
『ラムネ、食べますか？』
目黒「好きなんでしょ？自分が食べなよ」
『あ、うん』
差し出した手を拒否され、気まずさから目を逸らし、ラムネを自分の口に入れる。
・・・何で、追いかけて来ちゃったんだろ
昨日、目黒蓮の視線から逃げたのは私自身であるにも関わらず、今はドッキリだと知っている目黒蓮を頼ろうとしている。
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あやのぱんだ(プロフ) - あいちゃんさん» すみません。お待たせいたしました。移行しましたので、これからもご愛読宜しくお願いします！ (2021年3月18日 14時) (
レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん(プロフ) - 最近更新ないので寂しいです、、忙しいと思うのでまた更新してくださるの楽しみに待ってます!!今1番ハマってる作品です!! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 73abb925e7 (このIDを非表示/違反報告)
あやのぱんだ(プロフ) - あいちゃんさん» コメントありがとうございます！初めていただきました。とても嬉しいです。初めて書くので不慣れで亀更新ですが、これからも宜しくお願いします！ (2021年2月3日 16時) (レス) id: 2f8e837129 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん(プロフ) - 内容が新しくってめっちゃ面白いし続きが気になります!!毎日更新待ち状態です、、、更新楽しみにしています,!!! (2021年2月2日 14時) (レス) id: 73abb925e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやのぱんだ | 作成日時：2020年12月23日 23時
