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｢うん。知ってた。でも侑李とは友達でいたい。十年後も二十年後も。だからこれからもよろしくね！｣
私のできる限り明るく笑顔で言った。
侑李｢当たり前じゃん！僕もれいかとは友達がいい！っていうか、これ言って友達じゃなくなったらどうしようと思ったよー笑｣
れ｢大丈夫だよ！私は侑李のこと嫌いになんてならないー！｣
そんなことを話しながら会場に戻った。
ピーッ。
後半戦。涼介は今はベンチ。
試合を見たいけどそれどころじゃない。
涼介がずっーーーーと俯いているから。
なんで？どうして？ゴールも決めたし言うことないほどかっこよかったよ？
ずっと？が頭を回る。
すると侑李もそれに気がついたみたいで
｢どうしたんだろうね。涼介。｣
｢うん。｣
そんな間にも試合は進んでいった。
ピーッ。
ついに試合が終了。
後半戦は引き分け。
3-1で涼介のチームが勝った。つまりその３分の２は涼介がとった点だ。
練習試合だったけど本当の試合みたいに熱くなれた。
涼介の元に行くとコーチと話をしていた。
り｢コーチ。今までありがとうございました。
ここでの練習はとてもいい経験になりました。大人に混ざって練習することで今までにない刺激を受けましたし何より楽しかったです。
これからは歩くことのリハビリ、頑張ります。
でも俺はこのまま車椅子スポーツと関わりたいんです。
学校に戻ったらまたエースという名の重荷がのしかかってきてそれでまた苦しみたくないんです。
わがままなのは分かってます。
でも練習を見に来るだけでも！来ちゃダメですか？
お願いします！｣
そう言って涼介は頭を下げた。
いつもそんなこと思ってたんだね。
全然気が付かなかったよ。
彼女失格だよね。
ごめんね。
すると横で聞いていた侑李が私の肩にそっと手を乗せて叩いた。
侑李を見ると
｢れいか。
れいかは悪いなんて思っちゃいけない。
確かに涼介にはエースという重荷があってそれに苦しんでた事を僕は知ってた。
でも
｢れいかと付き合って涼介は今までの重荷のおかげでれいかが今笑顔になってくれてる。
だから今まで悩んだことは無駄じゃなかったんだ。｣
って言ってた。
だから涼介はれいかに救われたんだ。
だから自分が気づいてあげられなかったなんて責めちゃだめだよ？｣
とニッコリと笑って言った。
それを聞いて私も少しは気持ちが楽になった。
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わか(プロフ) - にんにくさん» ありがとうございます！了解しました！コメント来なかったらどうしようかと思いました！笑 (2017年5月28日 13時) (
レス) id: 825f767ee2 (このIDを非表示/違反報告)
にんにく - アンケートです！メインは山田涼介がいいです！内容は病系がいいです！ (2017年5月28日 13時) (レス) id: 78fd97a50d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なかわか | 作成日時：2017年4月16日 20時
