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＊ ページ29

侑李seid

涼介がフットサルのチームに入りたいことを話しにいくと、監督さんが

｢ここはね。生涯車椅子の人たちが集まる所なんだ。だから中途半端にはやってほしくない。｣

と厳しい言葉をかけてきた。

でも負けじと

ゆ｢涼介は！何事にも一生懸命でなんでも最後までやり通すんです。試合にはでさせてもらえなくてもいいんです！お願いします！｣

と頭を下げた。

すると

監督｢負けたよ。涼介君はいい友達をもったね｣

と言ってくれた。

ゆ｢ありがとうございます！｣

僕はもう1度頭を下げた。

監督｢涼介君に伝えといて。練習は明日からだからって。｣

ゆ｢はい！｣

清々しい気分だった。

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