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私と侑李はホームルームが終わるとすぐに
病院へ向かった。
丁度病室から出てくる先生がいた。
せ｢あっ！丁度いいところに！ちょっといいかな？｣
そういうと先生はわたしの肩をつかんで病院の中庭のベンチに座らせた。
せ｢あのね。涼介君の母親ってどうなってんの？｣
｢涼介君がちょっと不安になってる。今頃お母さんが大変なことになってないかって。私にだけでいいから教えてくれない？｣
私は少し涙を流しながらもすべて話した。
先生も話の途中から泣いていた。
そして話が終わると
せ｢はぁ？何それ？おかしいよ！そんなの！本当に愛しているならそばから離れんなよ！｣
と医者とはらしからぬ言葉遣いで(笑)そう言った。
れ｢そうですよね…。｣
せ｢よし。こうなったら私も全力で協力させてもらうから。でもそのことまだ涼介君に話せてないんだよね？｣
れ｢はい…。｣
せ｢でもいい選択だと思う。いまの彼は情緒不安定でそんな話聞いたらどうなるか分からない。｣
｢私もタイミング
見てるね。いい感じになったら教えるから。｣
れ｢ありがとうございます！｣
この時涼介は本当にいい人に囲まれてるんだなと思った。
ガラッ。
病室に戻ると涼介が頭を抱えて苦しんでいた。
れ｢涼介っ！｣
ゆ｢先生っ！涼介がいきなり苦しみ出して！｣
せ｢ちょっとごめんね。…涼介君！涼介君！分かるー？涼介君？ごめん！れいかちゃん！看護師さん呼んできてくれる？｣
れ｢はいっ！｣
そこからが大変だった。
すぐに涼介は手術を行った。
先生曰くこの前の事故の傷が完全に完治するまではこの痛みが何度も続くんだとか。
これで手術は多分することはないけれど
これから痛みがでたら薬を打たないといけないんだって。
その薬には副作用があって
辛い戦いになるって。
この時本当に自分の無力さに苛立った。
ベットでは涼介が規則正しい寝息をたてている。
れ｢先生！あの。今日からこの病院に寝泊まりしてもいいですか？｣
ゆ｢僕も！｣
せ｢…えっ？…えっとね。一応寝泊まりはしてもOKなんだけどやっぱり親御さんとかに説明しなきゃだし、それに今日は着替えももって来てないし私も手続きしなきゃだから今日はだめ。でも多分明日からなら良いよ！でもちゃんと帰るときは帰らなきゃだよ？涼介君も1人の時間は欲しいだろうから。｣
ゆれ｢ありがとうございます！｣
そう言って私達は家に帰った。
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わか(プロフ) - にんにくさん» ありがとうございます！了解しました！コメント来なかったらどうしようかと思いました！笑 (2017年5月28日 13時) (
レス) id: 825f767ee2 (このIDを非表示/違反報告)
にんにく - アンケートです！メインは山田涼介がいいです！内容は病系がいいです！ (2017年5月28日 13時) (レス) id: 78fd97a50d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なかわか | 作成日時：2017年4月16日 20時
