30 大切な友達 ページ4
実家に戻ってお母さんに連れられ病院に行くとクラスメイトの紗由が泣きながら私のところにやってきた
紗「どっ
どうしよう。。。。。
みかんちゃん急に倒れた。。。。」
A「大丈夫だから!!」
そんなん言い居ながらも私自身すごく心配だった
だけどみかんは大丈夫やと信じた。。。
〜♪〜さぁ〜かえろ〜見慣れたけしき〜♪
私が歌いだすと紗由も一緒に歌いだした
『マイホーム』をうたい終わるのと同時ぐらいに
手術室ではみかんのお母さんが先生から衝撃的な宣告を受けていた
紗由と私はみかんが病室に運ばれたと聞いたので病室に行く
そこには頭に包帯が巻かれた状態のみかんがベットに寝ていた
み母「Aちゃんと紗由ちゃん今日はありがとうね
実はみかん頭におっきな腫瘍が見つかっちゃったみたい。。。
だからねこれから東京の大きな大学病院に転院して治療することになりそうなの。。。。」
紗「じゃあもうみかんちゃんと会えないんですか？」
み母「そうかもね。。。。」
その急すぎる展開についていける自分がいなかった。。。。
病院から東京の家に帰るまでは全然涙が出なかったけど家で安くんの顔をみると自然と涙があふれてきた。。。。
A「うわ〜ん。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡」
安「Aどうしたん?」
A「じぅじつは。。。」
そのあとゆっくり、ゆっくり時間をかけながら今日あったことを安くんに話した
安「そうなんかぁ。。。
でも東京の病院やったら友達とすごく近くに入れるようになったじゃん!!」
A「でも。。。
みかん死んじゃうかも。。。」
安「あほやなぁ〜
そのみかんちゃんっていう子のお母さん別に死ぬなんて言ってないやん!!」
あっそうか。。。。
冷静さを失ってだれもみかんが死ぬなんて言っていないことを忘れていた。。。。
でもなんか心の中にぽっかり穴があいた感じだったので
A「今日安くんのベットで一緒に寝て良い?」
安「うん
今日は良いよ♪」
そう言われて初めて安くんとおんなじベットにはいるとすごく安心できた。。。
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革ベルト
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作者名：ともやん♪ | 作成日時：2011年12月7日 22時
