透明な蝶06 ページ8
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キュラソーと少年探偵団がコナン達に内緒で観覧車に乗っている時
彼は女の事を考えていた
光の加減により銀にも見える白髪
紅く、吸い寄せられる瞳
世にいうアルビノの特徴をもつその女
“ 敵じゃない ”
そう彼女は言っていたが……
思い出すのは彼女が見せてきた画面に書かれた文字
《 探偵団と女性は観覧車 》
《 バーボン、キールは気をつけろ 》
1文目はあまり問題ない
しかし2文目の“バーボン”“キール”という単語
明らかに組織のことを知っているような文
煙草を咥え、微笑する彼女は一体何者なのか
“ 何者にもなれる白 ”
“ 私は救済者 ”
謎の言葉を残し去っていった陽出
そんな彼女が気にならない訳では無いが今は観覧車へと進む
少年探偵団とキュラソーが乗る観覧車へと
─────
────────────
──────────────────
その後、
観覧車搭乗中に急に頭を抱え苦しみ始めたキュラソーは警察病院へ移動することになった
何かを呟きながら苦しそうに頭を抑える彼女に少年探偵団は冷静に対応をとった
泣きながらにコナンに報告した歩美
彼女の言葉をメモする光彦
彼女に寄り添い心配する元太
彼らのおかげでキュラソーは無事…とは言いきれないが地上に降りてきた
救急車で警察病院へと運ばれたキュラソーと別れ
少年探偵団は毛利探偵事務所の階下
喫茶店ポアロにいた
コナンと灰原は居ない
──────と
談笑中の彼らの元に1本の電話
｢ おぉ噂をすれば…コナンくんからじゃ ｣
阿笠博士の携帯にコナンからの電話
内容はキュラソーの携帯のデータを修復して欲しいとの事
そして……
｢ 観覧車で彼女が言っていたことの内容が知りたいんだ ｣
｢ あぁそれなら… ｣
光彦が告げる彼女の放った言葉
それらは全て────
“ お酒の名前 ”
どこかで白いバラが呟いた
聖なる日に咲く白いバラが────
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白猫 - ユルルさん» 無理しない程度に頑張ってください！ めっちゃ応援します笑 (2020年6月5日 2時) (
レス) id: 324236a98a (このIDを非表示/違反報告)
ユルル(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます！！そう言って貰えるととても励みになります！！頑張ります！本当にありがとうございます！これからも是非この作品をよろしくお願いします！ (2020年5月12日 17時) (レス) id: dd96143ce4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - とても面白いです！ 続きが気になります！ 更新頑張ってください！ (2020年5月11日 21時) (レス) id: 324236a98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユルル | 作成日時：2020年4月11日 22時
