透明な蝶03 ページ5
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「 おぉーい!コナン!!灰原!! 」
「 2人の分のチケットも買ってきたよ〜! 」
先を行っていた3人の声に苦笑しながら振り返る
ここで一旦、考察休憩
3人が喋る間に大人の男性
阿笠博士が息を切らし帰ってきていた
3人の会話を聞いているうちにその女性が楽しそうに笑った
それは、きっと彼女の心からの笑み
忘れかけていた自然な笑み
その後、警察には行かないという事を話し彼女の知り合いを共に探すことになった
「 何たって!僕/私/俺 達は少年探偵団ですから!! 」
と意気込む光彦、歩美、元太
灰原もため息を漏らしながらも微笑んでいた
観覧車が後回しにされてしまった博士は落ち込み
少年探偵団は意気揚々と彼女の手を取り進んでゆく
「 まさか本当に警察に届けないつもり? 」
「 んな訳ねぇだろ… 」
そう言って彼はとある人物へ連絡した
「 それにしても丁寧に手当されてたわね 」
「 あぁ…でも手当したのは彼女じゃないはずだ 」
“ なら、誰が… ”
その呟きは風に乗り消えていった
「 そういえばお姉さん頭の包帯どうしたの? 」
「 え?あ、これはね…親切な人に手当してもらったの 」
「 えっ!じゃあその人は何処に!? 」
「 とても大切な用事があるからって今朝何処かへ行っちゃったわ 」
「 姉ちゃんの知り合いじゃないのか? 」
「 えぇ…でも、昨日のご飯も用意してくれて……本当に親切な人だったの 」
“ また会えたらお礼がしたいわ… ”
そう言った彼女の表情はとても優しかった
「 じゃあ!その人のことも探しましょう! 」
「 もしかしたらお姉さんの事知ってるかも! 」
「 よーし、探すぞ〜!! 」
「「「 おぉー!! 」」」
「 …フフみんな、ありがとう 」
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白猫 - ユルルさん» 無理しない程度に頑張ってください! めっちゃ応援します笑 (2020年6月5日 2時) (レス) id: 324236a98a (このIDを非表示/違反報告)
ユルル(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!!そう言って貰えるととても励みになります!!頑張ります!本当にありがとうございます!これからも是非この作品をよろしくお願いします! (2020年5月12日 17時) (レス) id: dd96143ce4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - とても面白いです! 続きが気になります! 更新頑張ってください! (2020年5月11日 21時) (レス) id: 324236a98a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユルル | 作成日時:2020年4月11日 22時