日向 翔陽 ページ24
貴方と出会ったのも今日部活のような天気だった。
これは一年前の事。
宮城に引っ越してきたばかりで東京とは全く違う気候に慣れずに居た頃。
｢っくしゅん！…寒いなぁ｣
降り続いている雪の中を私は薄着で歩いていた。
コンビニ行こうと思ってジャンパーだけを着ていたのだ。
その帰り道、小さな猫を見つけ今時の小学生でもいないであろう、猫を追って歩いていたのだ。
もちろん来た道は覚えているわけもなく、まだ道もよくわからない町の中をひたすら歩いていた。
｢もう…どうしよう｣
恥をかくのを承知のうえで交番を探してみるも見当たらない。
早く、帰らないと…
｢どうしたの？｣
突如、後方からあかるいこえが聞こえ、振り向くと不思議そうに立っている人が居た。
｢あ、えっと…引っ越してきたばかりで迷っちゃって…｣
｢大丈夫？家どこらへん？｣
｢若野3丁目…｣
｢えっ？！すっごい歩いたね！！寒いでしょ！｣
はい、と手渡されたのはピンク色のマフラー。
｢あ、ありがとう｣
｢あっ！それ、妹ので俺のじゃないから！｣
思いっきり否定してるのが面白くてついつい笑ってしまった。
｢恥ずかしいなー。そうだ、名前なんていうの？俺、日向翔陽！｣
｢如月A。中学三年生｣
｢俺も中三！｣
それから家までの道を案内しながら色んな話をしてくれた日向くん。
結構な距離を歩くと、見慣れた通りまで来た。
｢あ、もう大丈夫かも。私の家、この先だし｣
｢そっか！じゃあまた！｣
｢ありがとう。また何処かでね｣
来た道を走り去っていく日向くん。
少しの間だったけれどすごく楽しかった。
また、何処かであえるといいな。
この出会いから1年。
私もあの日向くんも高校一年生。
もしかしたら同じ学校かな、と楽しみにしていたけれど日向くんは居なかった。
ここ、白鳥沢学園はバレーの強豪校だから日向くんもくると思っていた。
あの日の話の中で何度かバレーの話題があったからもしかしたら、と思っていたのになぁ。
入学してからしばらく経ったある日。
｢聞いたか？バレー県予選！すごかったらしいじゃん！｣
｢烏野の10番、日向翔陽だろ？｣
｢すげぇよなぁ。160くらいだろ？｣
不意に聞いた君の話。
もしかしたら会えるかもしれないから次のバレーの試合は見に行こうかな。
____大好きな君に久しぶり、って笑っていってほしくて。
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塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - 絵里さん» 何とっ！私よりも近い方が…！羨ましいですw (2016年3月17日 20時) (
レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - 絵里さん» 発狂しましたか？！私はもう日課のやうにしていますw実はリク来た時のために、ととっておいた欄がありました！ホラーですね、了解です！ありがとうございます！無事、13歳になりました！ (2016年3月17日 20時) (レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - 因みに私の誕生日は国見ちゃんの誕生日の一週間前です！←どうでもいいwwww 要するに3月18日、明日っすね！wwwwww (2016年3月17日 17時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
絵里(プロフ) - 返信遅れてすいません！やばいですやばいです！覚ちゃんがやばすぎで部屋で発狂してました←えっと、リクなんですがハイキューのホラーお願いできますか…？あ、あと遅くなったけど誕生日おめでとうございます！ (2016年3月17日 17時) (レス) id: 0304d69d3a (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - 残り各校1人ずつなんですが…ほんとに私の推しキャラでいいんですね？！いいんですよね？！リク受け付けますよ？！ (2016年3月10日 7時) (レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩キャラメル（□‐□）なのだよ | 作成日時：2015年11月22日 22時
