忘れられない人___YG

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TH「そろそろ行かなきゃ、見ててね！」



JM「テヒョンじゃなくて僕のこと見ててね！」



JK「ヒョンたちのことは見なくていいよ、じゃ。」





一気に静かになる。





ちょっと寂しくて、オンニを探した。
オンニは、



スンヒョンオッパと
一緒に端っこでメンバーを見ていた。




あー、
邪魔しちゃダメだ。




とりあえず近くの椅子に腰をかける。





「隣いい？」



「ジユオンニ…あ、いいですよ。」




今、1番会いたくないのにな。
話したくないのに…




JY「Aと最近話してないから寂しいよ〜」




「そうですね、私もです。」




作った笑顔を見せる。




JY「ねーねー、そーいえば
もうすぐAの誕生日よね？」




メンバーの歌とダンスに集中したいのに…




「そうですね」




JY「だよねだよね！
プレゼント買うから待っててね！」






もう誕生日なのか、
今年は多分、









隣にユンギはいない…








大好きな彼に、
自然に視線を送ってしまう。




視線が合うことはなくて、
結局下を向いてしまう。





ジユオンニが、
話している内容なんて
全然頭に入ってこなくて、
笑って誤魔化した。






ユンギのこと大好きなのに
もう耐えれなくて辛いんだ。
愛してるのに、
思いが一方通行で苦しいんだよ。

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