Episode 3☆ ページ4
音羽『え、エルザさん……？』
エルザ「あら、音羽。 貴方にも用があるけれど、先に彼女にお話があるの」
そう言ってコツコツと私の方に歩み寄ってきた。 と、思ったら今は私じゃなくて、ゆめちゃんみたい。
ゆめちゃんの前に立つと、突然エルザさんはゆめちゃんの顎を掴んだ。
エルザ「ユメ・ニジノ、貴方を奪いに来たわ」
ゆめ「えっ！？」
そんなエルザさんを一同がポカンとして見つめる中、ローラちゃんはゆめちゃんを庇うような体勢をとり、エルザさんにこう言い放った。
ローラ「なんなの貴方！ いきなり、失礼じゃないの！」
そんなローラちゃんを見てフッと笑うと、エルザさんは自己紹介を始めた。
エルザ「私はエルザ・フォルテ。 ヴィーナスアークのオーナー兼トップアイドル」
ローラ「ヴィーナスアークって……オーナー兼トップアイドルって……」
あこ「つまりは敵の総大将！？」
あこちゃん、ちょっとそれは大袈裟……ではないね、うん。
ゆめ「あの、奪いに来たって言われても、何がなんだか……」
レイ「スカウトだよ」
……レイさん！
エルザさんの影に隠れてて気付かなかったけど、いたんだ。
レイ「はじめまして。 私はエルザの秘書をしている、騎咲レイ。 よろしく。
……ヴィーナスアークで、世界という舞台で、勝負してみない？」
ゆめ「ええ、なんで、私が……」
戸惑うゆめちゃんに構わずに、エルザさんは続ける。
エルザ「貴方はあのヒメ・シラトリが見込んだアイドルだと聞いている」
ゆめ「でも、私は四ツ星学園を離れるつもりはないので……」
ゆめちゃんがそう言うと、エルザさんはニヤリと不敵に微笑む。
エルザ「私のステージを観た後でも、そんな事が言えるかしら？」
エルザ「魅せてあげるわ！ 新しい世界のアイカツを！」
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遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年4月6日 13時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
なつ。(プロフ) - すーさん» ありがとうございます！ 更新、頑張ります！ (2018年9月1日 20時) (レス) id: d5d4dc728a (このIDを非表示/違反報告)
茉凜(プロフ) - すーさん» 面白いだなんて！ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2018年9月1日 19時) (レス) id: e65e56b8e4 (このIDを非表示/違反報告)
すー - おもしろいので更新楽しみにしてます！ (2018年9月1日 18時) (レス) id: 92137cef8e (このIDを非表示/違反報告)
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