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眩しく照りつけるこの太陽が嫌いだ
大毅くんを思い出してしまう
『俺、好きな人出来てん』
あのメッセージが来てから2ヶ月は経った
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
誰も見てくれない私は幽霊なのか？
ｷﾞｰｯ…
古くなった自分のイスに座って読書をする
これじゃあ中学の時と変わらない
黒髪で長い前髪を止めていたけど今はもう人を見るだけで怖くなって前髪を下ろした
だからちょっとしたを向けば目が隠れる
周りから見たらただの幽霊だ
でもあの人だけは違う
ｷﾞｰｯ…
？『おはよ』
「…おはよ。藤井くん」
藤『前髪止めたらどうなん？さすがに怖いわ』
なんて笑う
いや笑ってくれる
それが好きだ
藤『俺がこないだあげたピンはどうしたん？』
「カバンの中…」
藤『ちょっと貸してや』
仕方なくカバンを漁りピンを取り出して藤井くんに渡す
藤『1日だけ貸してもらうな』
「うん」
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作者名：Aika | 作成日時：2018年6月16日 7時
