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スキャターって騙されやすそうだよね ページ29

リクルーティングが終わって裏に戻る

いつもの様に皆んなでホテルに向かってる

『(今日のあれは何やったんやろ

…スキャター?)』

隣を歩いていたスキャターがどこかを見ていて
顔色がすぐれなかった

『スキャター?なんかあそこにあるん?』

ただ単に聞いただけだったのに

ス「っ⁉そ、そんなわけないじゃないですか〜

あ、私ちょっと行きたいところがあるので先に帰っていてください!

みなさんには伝えておいてくださると助かります!」

って、びっくりした様な怖がる様な顔をして走っていくから何かあるんじゃないかと思った

『皆んなー、ごめんだけどちょっと行くとこあるから先帰ってて!』

ファ「え!?ちょっと待ちーや!」

『あと、スキャターも一緒だから!』

V「すぐに帰ってこいよ!」

『わかったー!』

皆んなが、なにやら言ってたけど走ってると何にも聞こえなかった

とりあえずスキャターが走っていった方向に走る

『どこに言ったんやろ…』

ガシャン!

『あそこか』

裏路地の様なところから物音が聞こえた

走って見に行ったその先に

『スキャター?』

スキャターと…なに、あれ

ス「⁉Aさん?

なぜ付いてきたんですか!」

変な黒い靄の様な人の形をしたそれはスキャターの腕を掴んでいて

必死に叫ぶスキャター

それからは頭の回転はやけに速かった

『ねぇ、あんたら誰かわからんけど

その子話してくれへん?』

そう言うと、こちらに顔を向けた様な気がした

それでもスキャターを話そうとしないので近づいてみるとスキャターの腕を離してどこかへ消えていった

崩れ落ちるスキャター

『スキャター、私なんとなくわかったわ』

ス「え?」

『あいつら、ヴィランズのなり損ないやろ?』

いつかしら、聞いたことがあった

私がまだ、マスターと共にいた時に

ヴィランズのなり損ないがいるって

それがどんなものかは知らなかったけど

ヴィランズになろうとしてなりきれず
体さえも消えた者達が人間に取り憑いて体を奪おうとする

だけど、体を奪っても結局はなり損ない。

死んでしまうそうだ

『スキャターは人間だから、狙われてるんだ

そうだよね?』

私が守るとか、かっこつけすぎた?→←視線を感じる時ってあるよね。いや、自意識過剰とかじゃないよ?



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神來。 - 初めまして!この作品最近読み始めたのですが……もう最 & 高です!もう愛読させていただきます!更新頑張ってください! (2020年7月19日 10時) (レス) id: 8f1de045bc (このIDを非表示/違反報告)
nai(プロフ) - あま夏みかんさん» あ、ごめんなさい!ヴェールにしてたつもりでした汗 (2018年11月2日 1時) (レス) id: e5bf13dfff (このIDを非表示/違反報告)
あま夏みかん(プロフ) - いてもたってもいられなくなったので正直に言います。ベールではなくヴェールです。訂正おねがいします! (2018年11月1日 20時) (レス) id: 587acc1071 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nai | 作成日時:2018年10月30日 3時

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