青春を謳歌せよ！【呪術廻戦】 (ページ12)

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11話ページ12

『や、やっと、つきましたぁ〜…！』

20分ほど歩いて、やっと高専が見えてきた。

「おっ、やっと帰ってきた。おつ〜。」

ん。少し先に人影がみえる……

あっ！！硝子さんだ…！！それに夜蛾せんせーも！！

もしかして、帰るのまっててくれたの…？

嬉しすぎるよ！！友達ってこんなに素晴らしいものなの…？

これから四年も、ずっと一緒にいれるなんて…！うれしい！！嬉しすぎる…！！

『しょ、しょうこさぁぁあああん！！』

あ、やばい勢い余って……

こ、こここ、このままでは硝子さんに抱きついてしまう…！

抱きついてしまうよ…！どうしよう！

『ひゃぁあ…！！ごめんなさい！！』

案の定。そのまま、硝子さんの胸にダイブしてしまい、

なんなら、押し倒すような形になってしまった。

「いて、なになに〜。そんなに私が恋しかった？」

余裕そうに笑う硝子さん。か、かか、可愛いけど…！

恥ずかしい……

「ひとまず、怪我がなさそうで安心したよ。」

そう言って、私の背中を右手でぽんぽんしてくれた硝子さん。

「え……？」

すると、硝子さんは不思議そうに、ぽんぽんした手を見つめた。

「血じゃん。やば。」

『え？』

この後のことは、あんまり覚えてない。

どうやら、あの時呪霊からもらった傷が少し深かったみたい。

わーっとなって、ぎゃーってなって、

色々大変だったけど硝子さんがひょいひょーいって治してくれた。

めでたし、めでたし。

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五条は呪霊を見つけられなくて、拗ねた。

補助監督は脅されて仕方なく車を出した。