め ページ2
?「…あ、今、"さっさと出ていけこの栗頭"って思っただろィ。お前ほんとにバカなんだな。今のこの状況、お前分かってんのかィ?」
栗頭は呆れたような顔をしてそう言った。
黙っていれば女子からモテそうだが、内面が腐っている系の残念イケメンだったようだ。
栗頭に言われるがまま、私はあたりをゆっくりと見渡した。
見覚えのない白に統一されたシンプルな部屋に、テレビやソファ、ミニテーブルの上には何やら怪しげな本…。
シングルベッドに何に使うんだか分からない何台もある大きなパソコンに、スマホ。
the男子の部屋。というような感じだが、この栗頭以外に人気(ひとけ)は無い。
そして、壁に貼られた大きな模造紙にはたくさんの人の名前と______、
「……っ」
_____今日2回目の動揺が走った。
「……電車との衝突事故(人身事故)、本来………"何者かの無差別殺人"…。」
_____その人たちの死因が書かれていた。
そしてズラリと紙いっぱいに書かれた名前の1番下に私の名前があった。
?「A A…、死因 交通事故。本来死因は_________…、」
.
第1章
*°覚めてほしい夢の中*°
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そらね - 続き読みたいです!更新お願いします! (2022年2月17日 19時) (レス) id: da3538f509 (このIDを非表示/違反報告)
英知 希美 - 凄いですね!初めからかっこよすぎて、驚きました。これからも続き頑張ってください! (2018年7月26日 10時) (レス) id: 9ba6cc74aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひるの | 作成日時:2018年6月29日 21時