誘拐 ページ1
Aside
きっかけは些細な事だったと思う。
桃マネ「桃瀬、ファンレター来てるぞ〜」
『ありがとうございます！』
月に数回、マネさんが事務所に届いたファンレターを持ってきてくれる。
海「お、沢山あるね〜」
『ほんと、前より増えて嬉しいよ』
今日は、紫耀と廉と海ちゃんと４人でお仕事があって。その待機中に持ってきてくれた。
私は一通ずつ丁寧に開けて、手紙を読んでいく。
『あ、この人…』
紫「ん？なに、Aその人知ってるの？」
隣で同じくファンレターを読んでる紫耀がそう聞いてきた。
『知り合いじゃないんだけど、私がキンプリとしてデビューしてから、ほぼ毎回手紙をくれる人なの』
廉「へぇ、熱烈なファンて感じやんな」
上から声がしたと思って顔を上げると、廉が私の手紙をのぞき込んでそう言ってきた。
『うん。男性ファンみたいなんだけどね』
海「そうなんだ。やっぱり、女の子だと男性ファン多くなるよね〜」
紫「だな〜」
なんて紫耀と海ちゃんが話してるのを、なんとなく聞きながら手紙を更に読み進める。
読み進めてふと感じた違和感。
いつもは、確か私が出演したバラエティー番組の感想や、雑誌の感想。
新曲の感想などを書いてくれていたような気がしてたんだけど…
今日のはどこどこで見かけましたとか、この前岸くんと出かけてましたよね？っていう感じのいわゆるプライベートに関する内容のものが目立っているような気がする。
まるで…ストーカーのような。そんな事を感じる文面で。
ちょっと鳥肌がたった。
『まぁそんな時もあるか』
海「んー？どうしたの？」
『へ、あぁううん。独り言！』
海「そっか」
そう、こういう日もある。程度にしか思ってなかったんだ。
それからスタッフさんが呼びに来てくれて、みんなでゾロゾロと楽屋を出て行く。
『ん？』
廉「どないしたん？行くで〜」
『あ、うん』
私は後ろから視線を感じて振り向いたけど、誰も居なくて、気のせいか…
と思って、廉たちのもとに少し早歩きで戻った。
「『お疲れ様でした〜』」
廉「なぁ、久しぶりにどっか食べに行かへん？」
海「お、いいね〜行こ行こ〜」
紫「いいよ、Aも行くでしょ？」
『うん。行く行く〜』
久しぶりのこのメンバーでのお仕事ってことで皆で夕飯を食べに行くことになった。
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かれん(プロフ) - いえいえ、これからも頑張って下さい！！ (2020年9月3日 6時) (
レス) id: 6684895a09 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - かれんさん» この作品を好きと言ってくださってありがとうございます。なのに、作者の勝手で完結。という形にしてしまいすいません…。はい、完結するまでよろしくお願いします。 (2020年9月2日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - 好きだったので残念です！でも、残り少し、頑張って下さい！応援してます！ (2020年9月2日 21時) (レス) id: 6684895a09 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 日向子さん» こちらこそ、気づくのが遅くなってしまいすいません。元気そうで良かったです♪楽しみに待ってていただきありがとうございます。のろのろペースではありますが、更新頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。 (2020年8月8日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
日向子(プロフ) - 黒瀬優花さん» お返事遅くなってすみません。。私も元気です！！更新される日楽しみにしてます^^今後ともよろしくお願いいたします！！ (2020年8月8日 19時) (レス) id: 0c7c34a23b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年8月1日 18時
