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廉side

今日はオフやったから家でゲームでもしよかなって思ってた。

いやホンマはAと出掛けたかったんやけど、Aお仕事があるみたいやから。

って事で俺は一人で、ゲームでもしよ。

それから、何時間くらいゲームしとったんやろ

気づけばそこそこいい時間。


廉「あー…お腹すいたわ」

そう思って少し遅めのお昼を食べようかと思って立ち上がった瞬間


___ピコンッ


廉「ん? 誰や?」

俺のスマホに一件の通知が来た。


確認してみると、送った相手はAやった

Aれん、きて

えっ…珍しいな。Aがお仕事がある日に連絡くれるなんて。

俺は不思議に思いつつ返信した。

Renん?どないしたん?

少しその状態で待ってると、Aから返信がきた。

Aあたま、いたくて、でもくすりなくて

えっ…そうやったんか
やからいつもより返信も遅くて、ひらがななんや

Ren分かった。すぐ薬持ってくから待ってて!

俺は、そう返信をして家にあった市販の頭痛薬とお水を持って、軽く変装して家を飛び出した

___ガチャ


廉「Aっ!」


Aの楽屋のドアを開けると、電気が付いてなくて。

えっ、なんで電気つけてないん?

そう思って俺は部屋の明かりを付けた。


部屋が明るくなると、ソファーでAが眠ってるのが見えて駆け寄った。


廉「A起きて? お薬持ってきたで?」

そう、声をかけてあげる。

A「んっ…? れぇん?」

廉「おん、そやで。遅くなってもうてごめんな? でももう大丈夫やから」

A「ありがと…」

廉「おん。とりあえず薬飲もな? あっ空腹とかやない?」

A「だいじょうぶ…」

よかったぁ。
お腹すいてる時、頭痛薬は強いから飲まれへんから。

廉「良かった。んじゃゆっくり体起こすね」

俺は、Aをゆっくり支えながら起こしてあげて。

A「っ…れぇん…」

廉「ん? 寄りかかってええよ」

俺がそういうと、Aは俺の肩に寄りかかってきた。

廉「んじゃ、お薬飲もな。はい、どうぞ」

俺はAに、お水とお薬を渡す。

A「ありがと…(ゴクッ)…飲めた」

廉「おっ、飲めた? 偉いね」

A「ありがと…」

廉「おん、どういたしまして。さっ、帰ろっか」

A(コクッ)


俺はAを抱き抱えて楽屋を出た。

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黒瀬優花(プロフ) - 白石いおりさん» 白石いおりさん、はじめましてこんにちは。面白いと言って頂けてうれしいです!リクエストありがとうございます!続編先のPart2で書きますのでお待ちください。 (2020年3月31日 16時) (レス) id: 9e3bc0a0e0 (このIDを非表示/違反報告)
白石いおり - 面白かったです!リクエストです誘拐されてメンバーがすごく心配するストーリーお願いします (2020年3月31日 16時) (レス) id: 6684895a09 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - ななさん» ななさん、はじめまして。リクエストありがとうございます。上手くかけるか分かりませんが頑張って書いてみます。少し待って頂けると嬉しいです。 (2020年3月30日 6時) (レス) id: 31284d8f29 (このIDを非表示/違反報告)
なな - コメント失礼致します。いつも楽しみに拝見させていただいております。リクエストをさせていただきたいです。紅一点ちゃんがご飯が食べれなくなって拒食症っぽくなってしまうのを助けるお話を読みたいです。海人くんメインでお願い致します。 (2020年3月29日 23時) (レス) id: 9ec335bd7c (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 日向子さん» ありがとうございます。楽しみしてると言ってくださって嬉しいです!必ず書きます! (2020年3月26日 19時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2020年2月9日 0時

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