【d!】ブロンドロリ、拾いました

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なーんて事はなく普段通りにゾムは食害をし、当たり前のようにシッマとトントンとエーミールが餌食となり、シャオロンとショッピ君とチーノがそれを笑いながら見ていた。
ぺ神はロボロに絡んでいるようだ。
何時もだったらからかう側に参加するのだが、今回ばかりはそうも行かず。


「A、あーん」
『あーん！』
os「普っ通ーにお世話してる。意外めう……」
ht「本当にね。大ちゃん心でも入れ換えたの？というか本物？」
「失礼な！お世話くらいできるわ！」


頬っぺたに手をあてながら、それはもう幸せそうにご飯を頬張るAの口についたケチャップを拭く。
因みに、この美味しそうに食べている半熟オムライスを作ったのはトントンらしい。
可愛らしい豚の絵がケチャップで器用に描かれていた。


os「は〜……可愛いめう！癒しめう！！」
『めう〜！』
ht「美味しい？A」
『おいしいよ！』
「良かったなぁー後でトントンにお礼言おうな」
『うん！』


これだけ美味しそうに食べてもらえれば、作った側も本望やろなぁ。
それを堪能する暇がないのが可哀想な所だけれども。
トントンに哀れみの視線を送れば、恨めしそうな念が返ってきた気がしたが気にしない。

そしてAを挟んで逆隣に座っているマンちゃんに、たまにAのお世話を頼みながら自分の分も食べ進める。
因みに俺の隣はげどちゃんで、Aと一緒に美味しいねーと言いながら平和に食べ終えていた。
向こう岸とは正に天国と地獄程の差がある。
そんな地獄の状況を、酒も入れつつゲラゲラ笑いながら見ているグルッペンは悪の帝王というより、閻魔大王に近いかもなぁなんて考えてたら睨まれた。
なんで考えてる事が読めんねん！！怖すぎぃ！！


rb「あんさんが口にぜーんぶ出してるからやで、大先生」
「あっマジで？俺死んだな」
ht「あれ？ロボロ、ペ神に絡まれてたんじゃなかったの？」
rb「話したくて抜け出してきたんやけど……食べるので忙しいかな？」
os「丁度終わったとこやで。A、ご馳走さまでしたは？」
『ごちそーさまでしたっ！』
「ん！ええ子や！」
ht「ならプリン作ってあるし、一緒に食べながら話したら？」
『ぷりん？』
os「プリン！！ひとらん、ホイップクリーム付けてな！！」
ht「はいはい。すぐ持ってくるから待ってな」
「なら今のうちに一服してくるか。マンちゃん頼める？」
os「ええよ〜！ロボロもひとらんもいるし、平気やろ」

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