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rb side
上座の所謂お誕生日席にグルッペン、右隣にはトントン、左隣にはオスマン。
この席順の時は決まって重要な話があるときだ。
何時もの騒々しさとはかけ離れ、水を打ったような静けさが会議室に広がっている。
集まった幹部は誰一人口を開くことなく、定められた席へと座った。
勿論、彼女の行方を一番に追っていた俺も、実際に追いかけていたチーノも。
……この場に少女の姿が無い時点で、結果はお察しだった。
gr「先ず状況説明からいこう。ロボロ」
「……昨日の夕方、総統室への襲撃があった。間一髪の所で兄さんが駆けつけてくれた結果、グルッペンは無事や。」
gr「あぁ、俺は無傷だ。……その代わりに、拐われた者が一人。襲撃者の身元は？」
ni「ここから北へと大分離れた、閉鎖都市を首都とする国やな。吐かせたから間違えない」
tn「北……閉鎖都市……それって、」
os「大昔にグルッペンが捕まった事がある国やな。名前は確か……」
tn「ベルブール。忌々しい名やから、よく覚えとるわ」
トントンが冷たく吐き捨てる所を見ると、どれだけ苦い思いをしたかが伺える。
……まだ、俺が入っていない頃の話だから詳細は資料でしか見たことはない。
ht「けど、何で今さら？かなりキツくお灸を据えた筈なんだけど」
ut「…………なるほどね、そういう事か」
kn「何がや？大先生」
コネシマが静かに問えば、鬱先生は感情の抜け落ちた声で淡々と告げた。
ut「Aを拾った頃に、俺がベルブールの近くに用事があったの覚えとる？」
ht「っ、まさか……！」
ut「そのまさか。Aを拾ったのがそこの近くにある森なんだよね」
kn「……お前、なんで言わんかってん」
ut「関係ないかと思ってたんやって、最近までは」
そう発言した鬱先生の表情は、長い前髪に隠れてしまい伺い知る事はできないものの、絶望しきった声をしていた。
出会った頃の、闇を抱えているかのような、全てを諦めているかのような声色。
ni「厄介やな……あそこって確かクローン技術の研究しとったよな」
os「それよりも面倒なのは、あそこの国主や。」
sha「国主？そんな大した奴じゃないんやろ？」
少し苛立った様子でシャオロンが口を挟むと同時に、地を揺らす程の笑い声が会議室中に響き渡る。
声の主は、上座で手を組み顔を伏せたまま口を開いた。
gr「成る程な、全て繋がった。……忌々しいクソババアめッ……！！！」
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.＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長(プロフ) - そうなんですね、少し悲しいですが完結しても応援させて頂きます！私では、こんな神作品作れないですよ、更新頑張ってください！ (2020年10月31日 7時) (
レス) id: 61b4604950 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - ん''ん''ん''ん''.......ロリ可愛い。いやぁ、ロリコンの俺には神のような作品ですわぁ！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年6月16日 23時) (レス) id: 0779f5a88d (このIDを非表示/違反報告)
めゅ。 - 面白すぎる…！！ 更新待ってます(><) (2020年3月17日 10時) (レス) id: 882f22aeaa (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年3月14日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
伊織(プロフ) - 主様の書く幼女ちゃんかわいすぎぃ…好きです（）ut先生のキャラもpiくんのキャラも最高です…!!((これからも楽しみにしてます、更新頑張ってください!!! (2019年12月31日 10時) (レス) id: 70033b6f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南雲 | 作成日時：2019年11月8日 4時
