25:ひぇ、怖。 ページ37
((唐突なシリアス注意!!))
よろしければ本編へどうぞ!
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なんで裁縫セット持ってるかって?
なんか、バッグに色々詰める癖があってね…小さいやつなら入ってるんだ!
渡したリボンを見て、「凄い凄い!」と喜んでくれた女の子に嬉しさを抱きながら、パーティー会場へ歩きだしたとき。
後ろから唐突にナイフが飛んで来た。咄嗟に女の子を抱き寄せ、間一髪のところで避ける。
『っ!刺客ってマジですかぇ…!』
こちとら裁縫セットぐらいしか武器が無いんじゃ馬鹿!ってか裁縫セットも大した威力にはなりません!
目線を向けると、そこには黒いフードを被った男が立っていた。
『怖。生きてて三回目位だが、慣れるわけないんだよ。』
小さく震える女の子を抱えながら、必死に対策を考える。
『…ねぇ、先行って、近くの…格好いいお兄さんに「助けて」ってお願いしてみて。きっと助けてくれるから。』
「Aさんはっ」
『僕は大丈夫、なんとか出来る。』
女の子はまだ小さいのに、可哀想なことをしてしまう。でも、これぐらいしか方法が思い付かない。
「わかった。」と一言言うと、一目散にパーティー会場へ走り出す。
もちろん黒フードの男も後を追おうとするが、僕のぶん投げた鞄がクリーンヒットする。
「ふざけんな!!」
そう怒号が聞こえるが、僕は冷静を努めていた。駄目だ、持ちこたえなきゃ。
振られたナイフを懸命に躱す。
スッと頬を掠めたが、まだ大丈夫だ。
埒が明かないと思ったのか、男はハンドガンを取り出す。その瞬間、僕はハンドガンを思い切り蹴り飛ばした。
足を浅く切り付けられる。まだ、まだ大丈夫だ。
避ける、ただそれだけを考える。
これだけやっても援軍が来ないと言うことは、フリーで1人なんだろう。
ふと、僕の足に男の足が引っ掛かり、体のバランスが崩れる。
そこに目掛けて降るナイフ。避けきれないと思い、ギュッと目を瞑ってしまう。
「…遅くなってすまんな。」
声と同時に、金属同士がぶつかる音。
パッと目を開けると、赤いマフラーの彼が居た。
「さて、さっさと決着つけたろ…」
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『流石だなぁ…』
慣れた手つきで刺客を縛り上げるトントンさんに、思わず感嘆してしまう。
「Aさん…俺が来るの遅くなっとったらどうしようと思ってたんですか…。」
あはは…と僕は頬を掻く。本当に危なかったぁ。トントンさんが来てくれて助かった。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキーメンバー
shp「…ん?あ、開いてくれたんっすね。ありがとうございます。…また見てくれると嬉しいです(ボソッ)」
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ナゴ(プロフ) - りりぃさん» ありがとうございます…!!!神じゃないです(真顔ーん)是非、是非これからもよろしくお願いします!!! (2022年4月24日 13時) (レス) id: 1c2ddbe29e (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - グハァッ_:(´ཀ`」 ∠): 好きです() 神ですね(確定事項) (2022年4月23日 22時) (レス) @page50 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
ナゴ(プロフ) - ゆずはさん» ありがとうございます!!!登場キャラみんなと続編まで失踪せずに続けられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2022年4月16日 15時) (レス) id: 1c2ddbe29e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは - htさんの回めっちゃほんわかしてて可愛いです!(?)続編決定おめでとうございます!!これからも夢主ちゃんや親友ちゃん、wr/wrさんのお話し楽しみにします!! (2022年4月16日 10時) (レス) @page50 id: 083d316892 (このIDを非表示/違反報告)
ナゴ(奈檎)(プロフ) - ゆずはさん» はっ、ありがとうございます!!knさんのセリフ、どうしようかなと結構悩んでいたので喜んでいただけてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします!!! (2022年3月12日 8時) (レス) id: 1c2ddbe29e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナゴ | 作成日時:2020年3月23日 16時