【wrwrd!】転生したら、主役に愛されたんだが？

13:ヒロインの影がどんどんと薄く…！ ページ17

全力であのパッフェのオミスェはお断りしました。だけど行く流れになりました。ママンとパパンは大喜び！

ﾊﾟﾊﾟﾝ「楽しんでこい」って！

ﾏﾏﾝ「友達良かったわね」って！

マジかよおい…。うちの家系は確かに地位とか要らねタイプの人だったけどさ…それでわらしべ長者的な成り上がりしたけどさ…！！

やっぱりうちの親は強いわ…
あ、ちなみにグルッペンさんと行く〜とか話してないよ！やっぱり強い！


『待ち合わせ場所は…あの時計台の前かぁ…。』


時計台っていうのは学われのキーポイント的なもの。と○メモでいう木の下とか教会のこと。

その時計台の前は大事なイベントが起こったり、デートイベントの待ち合わせ場所になってるんだ。

…僕のデートイベントなんですか？これ。

いや、違う違う。だってヒロインは…うん。ヒメカちゃんだよ。そして僕は友達のリュフォートちゃんだよ！そう！

取り敢えず僕は空気になって、ヒロインちゃんと攻略対象がキャッキャウフフしてるところを見るんだ！

…まぁ今日ヒロイン来ないけど。


『あ〜！面倒なんじゃあ〜！！』


ヤダヤダ！なんのために行くん？あんなん。
ヒロインだったら分かるけど我友達ぞ？
…わかった。あいつらは僕と適度な距離感を保ちたいんだ(願望)
だけど、おまいら…俺は別にトモダチをコレクションしたい訳ではない。
…今思うけどだいぶ怖いなこの単語。
取り敢えず、僕はあいつらと仲良くなる気は…


「あ、A来たぁー。」


え、ユイじゃん！
お前天使k「じゃあ帰るわ。」


『…え？』


「いや、今日用事でたまたまここ来てただけだし、遊ぶ気はないって言うか…遊べない。」


『な、マジかよおい！！！嘘って言って！一人であいつらと一緒にいろと！？無理ゲーかよ！無理ゲーだよ！』


「セルフツッコミ乙。あ、コユキも来れないらしいから。」


『嘘！？』


神よ。可哀想な私を掬ってやって…。掬ってやってじゃおかゆになるわ…。

神！可哀想な迷える子羊救ってクレメンス！！

…


『我ながらひでぇ茶番劇だなこれ…。』


なんとなく分かってたようん。


「じゃ、皆さん向こうに居るから。話しかけておいでよ？そろそろ時間ぴったりだしさ。」


時計台を見上げると時計の針は約束の時刻の三分前を指していた。


「ま、頑張れ。」


『終わったら褒めてぇ…。』


「…じゃあね。」


なんで反応しないの！？そんなに褒めたくないの！？

…はぁ……取り敢えず、声かけに行きますか。

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ラッキーメンバー

shp「…ん？あ、開いてくれたんっすね。ありがとうございます。…また見てくれると嬉しいです(ﾎﾞｿｯ)」

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