朝 。 ページ3
∵
大「にぃちゃ〜!!おっきよぉ!!」
辰「にぃに、あさ…」
照「ぐぇ…!」
ぼふっと言う音と共に、お腹の上に走る衝撃。
うっすらと目を開ければにこにこと笑いながら俺のお腹に乗っかる、だいすけと背伸びをしてベッドを覗き込むたつや。
照「…もう起きたの?早起きだね…」
大「きょうは!れんじゃーのひだからはやおきして、おーえんしてたの!」
辰「ぱーぽーかっこよかった…!にぃちゃ、れんじゃーごっこしよ!」
眠い目をこすりながらふたごに話しかければキラキラとした目。しょうがないな…、しょうがないよね。こんなに可愛い顔で見られたら、眠いとか言ってらんねえや。
照「にいちゃん起きるから、だいすけお腹から降りて〜」
大「え〜?しょうなないなあ」
よいしょよいしょとお腹の上から降りただいすけと、ベッドの脇にいた辰哉をまとめて抱きあげれば、「きゃー!」と楽しそうな笑い声。
休みの日は沢山寝たいけど、こんなに可愛い2人見られるなら、早起きもいいかななんて。
照「ご飯は〜?食べたの?」
大「ん!りょたにぃのたんどいっちー」
辰「たまごだったの!ほわほわでおいしかったあ」
サンドイッチの味を思い出したのかほっぺに手を当てて美味しいポーズをするたつやとだいすけ、見た目とか体格とかはそこまで似てないけど、仕草はそっくりなこの2人。
やっぱ、双子なんだなあって思ったり。
トントンっと階段をおりてリビングへ入れば、
大「にぃにおこちてきた!」
辰「たっちゃんたち、えらい?」
なんてニコニコする2人と、それを見守る弟たち。
ああ、こいつらのこと守りたいななんて思った日曜日の朝。
さーて、涼太のサンドイッチ食べるからこの辺で。
また、近いうちにね?
照と双子の朝 fin
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作者名:たっちゃん | 作成日時:2020年10月21日 19時