46 ページ46
、
あ、撮影始まる
楽屋、もどんなきゃ
どうなってんだろう?
ガチャ
『失礼します』
「A……」
なんでしょう?笑笑
隆二くんにつぶやかれたんですが
『……そろそろ移動だよ』
「………」
誰も答えない
でも、さっきと雰囲気がちがう
空気が重すぎる
私がでていった間に何があったの?
臣くん………
なんでそんなにソワソワしてんの
『なあ、A』
いきなり呼ばれてびっくりした
だって、その声は臣くんだったから
『なに……?』
「……いや、なんでもない」
え?
なんでもない?
ちょっと何言ってるか分からない笑笑
しんと電話したんでしょ?
あ、教えてもらってないのか
ま、当たり前だけどね
でも、急に話しかけてくる?
まさか………、しん、言った………?
いや、言ってたら、もっと空気、重いでしょ
じゃあ、なんだ?
匂わせるようなことでも言ったのかな?
だとしたら、この空気も臣くんの態度も納得
どのくらい匂わせたのかにもよるけど
56人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nagonago | 作成日時:2019年3月20日 8時