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、
「だから、俺の前でショックなの、
隠そうとすんな」
『うん…ねえ、しん』
「ん？」
『なんか、泣きたいのに泣きたくない』
「うん。なら、泣きたくなったら言って？」
『…りょーかい！』
やっぱ、しんは優しい
しんのお母さんとお父さんは、
私が殺したようなものなのに
「なあ、A？」
『なあに』
「Aがもし、近いうちに仕事辞めることに
なったら、本格的に探そうか」
『しんは？仕事いいの？』
「俺はね？別にやりたくて
やってるわけじゃないし」
『そーかもだけもさー』
「なに？心配してくれてんの？笑笑」
『は？当たり前じゃない！』
「なに？笑笑今日はめずらしく素直なこと」
『もー、うるさいなー』
「ま、心配しなくていいよ？金ならあるし」
『ごめんけど、私の方があるんだなー笑笑』
「それはさー、しょうがないじゃん。
ただたんにお前の方が給料いいだけじゃん」
『まあね、それに私の方が人気だし』
「でもさ、俺と殺してる数同じくらいだよなー？」
『たしかに笑笑』
「何かわかんないけど、いっつも
タイミングかぶるよな？」
『あれ？しんいつ？今回』
「明後日」
『あーね』
なんか、気づいたのかな？
話変えてくれた
「とりま、連絡して。辞めることになったら」
『はいはい』
「そしたら、飯いこーぜ。久しぶりに」
『そうだね。行こうってって言って、
ずっと行けてないもんね』
「ほんと、時間合わねーよな」
『それな。ウケるくらい合わないよね』
「お前の時間が不規則だからだろ」
『しょうがないじゃん。元々不規則なのに、
あの人たち、残業押し付けてくるんだもん』
「あー、そうだったな。
そんなやつらいたの、忘れてたわ」
『忘れるとか笑笑自分がブスのくせに
何様なんだろうね、あいつら』
「ほんとだな。それだけだもんな。
お前のいいところ」
『かわいいって正直にいいなよ？笑笑』
「誰も可愛いなんて言ってないけど」
『じゃあ、何がいいところだって？』
「んー…、顔が他の人に比べて
中の上くらいのとかかな？」
『ふふっ』
「いや、照れんなよ。さすがにキモイ」
照れるって
そりゃ
しんが褒めるなんてそうないことだよ
貴重だわ笑笑
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作者名：nagonago | 作成日時：2019年3月20日 8時
