26 ページ26
Aside
え、あいつなんなの
昨日ご飯行って、話、聞いただけで
そんなに態度変わる?
直己さんだけだよ
いつもどうりなのは
そんなことを考えながら、廊下で動けないでいた
ばれちゃいけないの
絶対に
どうしよう…
そんな時に
「A?何してんの?」
『隆二くん…、なんでもないよ!』
「ほんとに?昨日も臣と喧嘩してたからさ」
『喧嘩っていうか…』
「そう?てか、もう少しで時間だよ」
『え?もうそんな時間?』
まって、まだ30分はあったはずなのに
直人さん、はやく帰ったから、
10分もたってないでしょ
え?意味わかんない
「何言ってんの笑笑はやく行かなきゃ」
『そうだね…』
「一緒にいこーぜ」
『うん…』
「あ、もしかしてさ、臣と気まずいとか?」
『え?そんなことないけど…』
めっちゃ検討はずれだよ
でも心配してくれてるんだよね
ま、そのうち、離れていっちゃうんだろうけど
『ね、隆二くん』
「ん?」
『誰に何言われても私の敵に
ならないでいてくれる?』
「え?何言ってんの…
そんなの当たり前じゃん笑笑」
『そっか…、ありがとう』
って、私、何考えてんの
どれだけ敵になられても大丈夫なはずなのに
もう、大丈夫なはずなのに…
56人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nagonago | 作成日時:2019年3月20日 8時