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「こーちゃん私眠いよー」
せめてアサヒにおやすみと言ってから寝たいのだけれど睡魔は後ろにいる。
「眠いなら寝ていいよ」
まぁ、すぐ寝ちゃう私だしアサヒも何も思ってないだろうと開き直り二段ベッドの下側にゴロンと上がりこむ。
「そこ俺の布団だけどいいの？」
「いいよー昔だって一緒に寝てたじゃん。久しぶりに一緒に寝ようよ」
と掛け布団をバサッと上に広げてコヨイが入ってくるのを待つ。
「……いちる、他の男の人の寮部屋には絶対泊まっちゃだめだよ」
「？泊まる相手いないから大丈夫だけど…」
突然忠告をするコヨイが布団の中に入ってきた。
「うふふ、こーちゃんあったかーい」
湯たんぽみたいだねーなんて呑気に言ってみる。
「私、本当は2人部屋なのに人数の関係で私だけ1人部屋だったのちょーっと寂しかったんだよねー」
狭い距離でいちるはコヨイの足を確認するように蹴ってみたりする。
「じゃあ今日は3人いるし寂しくないね」
優しくコヨイは話を聞きながら頭を撫でてくれる。
「うん。まぁ、でも男子寮にいるのは肩身狭いから早く部屋には帰りたいかなー」
「別に気にしなくていいよ。遊びに来たい時にいつでも部屋においで。アサヒも嬉しがるよ」
「うーん、まぁ、そうなんだけどコヨイもアサヒもカッコいいから彼女できてその時に部屋でバッテイングしたくないからさー……彼女できた時は言ってね」
かっこいい幼馴染の彼女がどんな子か見たいし！と付け足して笑う。
「俺はいちるがいるから当分は彼女はできないかな？」
「えー？それどういう意味ー？」
「いちるこそ彼氏ができたら教えてね。可愛い幼馴染の彼氏がどんなヤツか見たいし」
私のセリフを引用してコヨイは言う。
「うーん、私も当分彼氏はできないかなー？」
「だってアサヒとかコヨイの横にいると優しさやかっこよさ、頭の良さとかの平均がそれになるからさー」
コヨイは相当モテるんだろうなと思ったが実際モテるんだったな……
「いちるの素直に褒めてくれるところ俺、大好きだよ」
「……いちる？」
返事がなくなったのでいちるを見ると自分の腕の中に収まってすっかり寝ていた。
「マジ風呂上がったぜー！」
ヒョー！と言いながら風呂上がりでテンションの高いアサヒにコヨイはシーッと人差し指を立てる。
「アサヒ、いちる寝たから静かに」
「うおっと、マジ寝るのはえーな」
「まあ、今日いろいろあったからね」
「マジそうだったな！俺たちも早く寝よーぜ！」
「うん。おやすみアサヒ」
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華御 - この小説を見つけられて幸せです！アサヒ推しですけど、さらに好きに！そしてコヨイも！応援してます！頑張ってください！o(・`д・´｡)ヵ゛ﾝﾊ゛ﾚ ！ (2018年4月1日 22時) (
レス) id: 5a78eff5b0 (このIDを非表示/違反報告)
カピバラ - おもしろいです。 (2018年3月3日 16時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
萌笑(プロフ) - この小説めちゃくちゃ大好きです！これからも頑張って下さい！！ (2018年1月10日 18時) (レス) id: b383e375e0 (このIDを非表示/違反報告)
恋は難しい - めちゃくちゃ面白いです､､､、更新頑張ってください！！ (2018年1月5日 3時) (レス) id: 4df27568a3 (このIDを非表示/違反報告)
雛乃(プロフ) - 女の子を投げるなんて、、、wwww (2017年12月16日 6時) (レス) id: c21eb24d33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなぁ | 作成日時：2017年11月30日 22時
