綺麗故に ページ8
gr｢だがその女性は戦い終わったあと、直ぐに消えてしまったんだ。せめて名前くらいは聞いておきたかったのにな｣
『･･･グルッぺン様がそのようなことを言うなんて驚きです』
私がそう言うと彼は目を見開き、そして笑った。
gr｢そうだろうな。今まで俺は他人に興味がなかったからな。ただ今回は何故か気になって仕方がないんだよ」
『・・・私は、舞踏会には参加致しません。人探し、応援しております』
これ以上一緒にいてボロが出るのは嫌なので、早々に退散しようと思う。
『それでは失礼させていただきます』
会計を済ませ、店主からネックレスを受け取り、足早に立ち去った。
gr｢店を出た。俺も後から追う。頼んだぞエーミール｣
em｢はい｣
私はあの店を出た後、魔法道具と出かける様の服を見に来た。
『魔法道具は、ここか』
目の前にはオシャレな看板に、アンティーク調の扉があった。ドアノブに手をかけ、開けた。
『すみませーん』
中に入ると、そこは普通のお店だった。奥に進むとそこには眼鏡をかけた優しそうな男性がいた。
｢どうしましたか？｣
『実は魔法道具が欲しくて、お守りみたいなのとかないですか？』
「ありますよ！見てもらった方が早いと思うので、私に着いてきてください｣
彼に案内され、私はある部屋に通された。しかしそこには家具のひとつもないシンプルな部屋だった。
『ここにあるんですか？私には何も無いように見えるんですg』
ドカッ
言い終わる前に殴られたようだ。結構痛いなぁもう。てか、なんか目の前がクラクラしてきて。
私の意識はそこで止まってしまった。
｢だめじゃないか、君みたいな魔力が綺麗な子は闇市で高ーく売れるんだ。それに顔も綺麗だし、スタイルも良いからなぁ。こりゃ期待値が高いね｣
男は彼女の腕に使い魔妖精封じの手錠をつけた。そのまま彼女を持ち上げ店裏に行った。
｢さっさと運べ！後、起きた時に見せるプレゼントも用意しておけ｣
｢わかってますって！ってあれ？この子にGPSが着いてるんですけど｣
｢んなもん取らねえとまずいだろ！ここでぶっ壊せ｣
そう言って彼らは、彼女を大きな麻袋に入れ、その場を去った。
｢あぁ久しぶりに会うなぁAちゃんよぉ。お前のその顔を絶望の色に染めてやるよ。あの嬢ちゃんからの命令でもあるしな｣
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2022年11月9日 19時) (
レス) @page13 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
Rua(プロフ) - あの…！！めっちゃ好きです結婚してください((((( これからも応援してます！頑張ってください！ (2022年11月1日 17時) (レス) @page6 id: f4fd610cbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：73 | 作成日時：2022年10月31日 19時
