彼の本当の狙い ページ7
その日の放課後、私は妖精たちの鍵を持ち、宝石店に来ていた。持ち歩けるように魔法石に変えてもらい、ネックレスにしてもらう考えだ。
早速店員さんのところへ行った。
『すみません、これってできますかね？』
そう言って私は鍵を10個見せた。
｢すごい量ですね。まぁできますよ少々お時間頂きますのでごゆっくりどうぞ。店内ではカフェもあるのでそちらで休んで貰って｣
『ありがとうございます』
それから私たちはお茶を飲みながら時間を潰していた。窓側の席でショートケーキと共にブラックのコーヒーを飲んでいると、突然声をかけられた。
gr｢君は！Aじゃないか！こんなとここで会えるとはな！相席しても？｣
『・・・構いません』
私がそういうと彼は向かいに座った。
gr｢君は何故ここに？限定のスイーツでも食べに来たのか？｣
『いいえ、私はネックレスが欲しくて来ました』
まぁ嘘は話してないからな。
gr｢ほう。確かに綺麗なものばかり揃っているな。それにしてもチームバトルの時の刀さばき、実に見事だったな。あれはどこで学んだんだ？見たことない剣術と体の動きだったからな｣
前世でやってたなんて言えないしなぁ。ちなみに私は剣道、柔道、空手と様々な種目を習っていた。親の名誉とかそんなやつのために。
『独学です』
gr｢独学！？それであれほどの腕前になるのだから大したものだ。また手合わせ願いたいくらいだよ｣
『遠慮しておきます』
私がそういうと彼は笑いながら
gr「それは残念だな。おっと、話が逸れてしまったが君さえ良ければなんだが、次のパーティーに君も来ないか？」
『お断りします』
即答すると彼は苦笑を浮かべていた。
gr｢理由を聞いてもいいか？｣
『・・・私には合わないと思っただけです』
gr｢ならば言い方を変えよう。私は今婚約者を探している。どの女性も魅力的だと思うが、俺が共にいたいと思う方がいなかった。2日前に行われたパーティにもな。だが1人だけ興味を引かれた人物がいたのだ。それは武術を中心に戦う者だ。あの時の君みたいにね｣
ドクンッと心臓が大きく跳ね上がった気がした。チーノの時といい、何故私に聞いてくるの。わざとか？
『そ、そうなんですか』
gr｢だがその女性は戦い終わったあと、直ぐに消えてしまったんだ。せめて名前くらいは聞いておきたかったのにな｣
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雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2022年11月9日 19時) (
レス) @page13 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
Rua(プロフ) - あの…！！めっちゃ好きです結婚してください((((( これからも応援してます！頑張ってください！ (2022年11月1日 17時) (レス) @page6 id: f4fd610cbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：73 | 作成日時：2022年10月31日 19時
