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彼を見ると全身血まみれになっていた。一般人が見ると発狂するだろうな。


無「ここの鬼はなぜこんなに弱いのだ。私たちの階級よりも低いものがやるべきだと思わないか」


『わかる、これ私要らなかったよね』


童「Aがいないとやる気起きないからなぁ。Aは応援がかりかな?」


『応援だけなら全力出やるよ』


猗「戦え」


『ごめんて』


その時私の鎹鴉、鷹が私の肩に乗ってきた。


鷹「刀鍛冶の里が襲撃された!至急向かえ!向かえ!」


よりによって今かよ!


鳴「鬼の呼吸 奥義 終ノ型 鬼化変転」


鳴女は鬼となり、血鬼術で私たちを刀鍛冶の里に送った。里の家はボロボロになっていた。多くの家に人の血がつき、中には死体もあった。そして至る所から悲痛の声、叫び声が聞こえる。


『なにこれ……』


黒「これは、相当強いやつだろう」


童「そうなのかい!それは楽しみだなぁ!」


猗「久しぶりに腕がなるな」


堕「やっと暴れられるわね!」


妓「早く殺したいなぁ」


刀鍛冶の人が、あの時の笑顔が一瞬で
消えた。たくさんの人が死んでいった。


私はこの時の自分の声に今でも驚いている。こんな低い声が出るとは思わなかった。


『みんな、刀鍛冶の人を優先的に助ける事ね。鬼はその後に残酷に、丁寧に、殺せばいいから』


全「了解」


私たちは散り散りになり、鬼に襲われそうになっている人を片っ端から助けた。刀鍛冶の里には他にも隊士がいたらしく、既に保護されている人たちもいた。


だが鬼の数が圧倒的に多い。保護したとしてもそこを狙って襲いに来る鬼もいた。


『堕姫、鬼となり帯に刀鍛冶の人を閉じ込めることは出来る?』


堕「できるけどいいの?私が鬼になって」


堕姫は鬼となり他の鬼殺隊の人にバレるのを少し恐れていた。わかる、私も鬼殺隊の人達に彼らが傷つけられるのは嫌だ。だが今はそんなことを言ってられない。


『あぁ、責任は全て私が請け負う』


堕「わかったわ。鬼の呼吸 奥義 終ノ型 鬼化変転」


すると堕姫は帯で刀鍛冶の人達を巻き付けていく。これで多少は安全になるはずだ。


『よし、じゃあやるか』


私は日輪刀を構える。そして一気に駆け出した。


『鬼の呼吸 伍ノ型 鬼怒哀楽』


猗「破壊殺・空式」


『猗窩座、私が鬼を切る。あなたは刀鍛冶の人を堕姫の元へ連れて行って』


猗「わかった。だが俺がいない間に死ぬなよ」


『だーれにもの言ってんだ』

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三月の専属ストーカーなつめみく - うわ最高(便乗) (10月24日 19時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
しぐ - ↓↓↓それな (8月26日 7時) (レス) @page33 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
秀紀 - 最高 (8月9日 11時) (レス) @page33 id: 2d87d65452 (このIDを非表示/違反報告)
はら - 最高です・・・・!!! (2023年3月30日 17時) (レス) @page33 id: 30c9837ec6 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - わー!夢主ちゃんと煉獄さんお幸せにー‼︎ (2023年3月6日 18時) (レス) @page33 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:73 | 作成日時:2023年2月14日 10時

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