4 ページ4
彼を見ると全身血まみれになっていた。一般人が見ると発狂するだろうな。
無「ここの鬼はなぜこんなに弱いのだ。私たちの階級よりも低いものがやるべきだと思わないか」
『わかる、これ私要らなかったよね』
童「Aがいないとやる気起きないからなぁ。Aは応援がかりかな?」
『応援だけなら全力出やるよ』
猗「戦え」
『ごめんて』
その時私の鎹鴉、鷹が私の肩に乗ってきた。
鷹「刀鍛冶の里が襲撃された!至急向かえ!向かえ!」
よりによって今かよ!
鳴「鬼の呼吸 奥義 終ノ型 鬼化変転」
鳴女は鬼となり、血鬼術で私たちを刀鍛冶の里に送った。里の家はボロボロになっていた。多くの家に人の血がつき、中には死体もあった。そして至る所から悲痛の声、叫び声が聞こえる。
『なにこれ……』
黒「これは、相当強いやつだろう」
童「そうなのかい!それは楽しみだなぁ!」
猗「久しぶりに腕がなるな」
堕「やっと暴れられるわね!」
妓「早く殺したいなぁ」
刀鍛冶の人が、あの時の笑顔が一瞬で
消えた。たくさんの人が死んでいった。
私はこの時の自分の声に今でも驚いている。こんな低い声が出るとは思わなかった。
『みんな、刀鍛冶の人を優先的に助ける事ね。鬼はその後に残酷に、丁寧に、殺せばいいから』
全「了解」
私たちは散り散りになり、鬼に襲われそうになっている人を片っ端から助けた。刀鍛冶の里には他にも隊士がいたらしく、既に保護されている人たちもいた。
だが鬼の数が圧倒的に多い。保護したとしてもそこを狙って襲いに来る鬼もいた。
『堕姫、鬼となり帯に刀鍛冶の人を閉じ込めることは出来る?』
堕「できるけどいいの?私が鬼になって」
堕姫は鬼となり他の鬼殺隊の人にバレるのを少し恐れていた。わかる、私も鬼殺隊の人達に彼らが傷つけられるのは嫌だ。だが今はそんなことを言ってられない。
『あぁ、責任は全て私が請け負う』
堕「わかったわ。鬼の呼吸 奥義 終ノ型 鬼化変転」
すると堕姫は帯で刀鍛冶の人達を巻き付けていく。これで多少は安全になるはずだ。
『よし、じゃあやるか』
私は日輪刀を構える。そして一気に駆け出した。
『鬼の呼吸 伍ノ型 鬼怒哀楽』
猗「破壊殺・空式」
『猗窩座、私が鬼を切る。あなたは刀鍛冶の人を堕姫の元へ連れて行って』
猗「わかった。だが俺がいない間に死ぬなよ」
『だーれにもの言ってんだ』
181人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三月の専属ストーカーなつめみく - うわ最高(便乗) (10月24日 19時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
しぐ - ↓↓↓それな (8月26日 7時) (レス) @page33 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
秀紀 - 最高 (8月9日 11時) (レス) @page33 id: 2d87d65452 (このIDを非表示/違反報告)
はら - 最高です・・・・!!! (2023年3月30日 17時) (レス) @page33 id: 30c9837ec6 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - わー!夢主ちゃんと煉獄さんお幸せにー‼︎ (2023年3月6日 18時) (レス) @page33 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:73 | 作成日時:2023年2月14日 10時