044 ページ43
駿佑side
今日も聞けなかった。
見るからに怪しい大橋くんと
姉貴の関係。
大橋くんは自分が姉貴のことを好きなのが
周りにバレバレなのを気づいていない。
僕も、大橋くんが姉貴を意識していたのは気がついては
いたけれど
姉貴も大橋くんを見る目が以前より
変わっている気がする。
DVDの返却を代行してもらったあの日が
きっかけなのは分かってる
なんとなくそう感じている。
僕は、俺はずっと一緒に過ごしてきた
姉貴が幸せならそれでいいと思っていた。
それに姉貴には忘れられない元恋人がいるから。
その人のことを忘れることはないだろうと
思っているし
今もきっとまだ
もう絶対に会うことも話すこともできない
あの人のことを引きずりながら
きっと姉貴は生きていくんだとおもっていた。
それでもやっぱり
幸せそうに笑ってほしいと願わずにはいられなくって。
だから
僕が、俺が姉貴を幸せにしたいとおもったことも
あったけど。
大橋くんは知っているのだろうか
あの事実を
姉貴が抱えている過去を。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nago000043(プロフ) - ユウナさん» ありがとうございます！誤字脱字をたまにしてしまうのですが暖かく見守ってくださると嬉しいです！私も大橋担です、これからもよろしくおねがいします！ (2022年4月30日 17時) (
レス) id: f287a0c83d (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 大橋担というのもあって、このお話大好きです！更新楽しみにしてます✊🏻💚 (2022年4月30日 2時) (レス) id: 6a59326a3e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nago000043 | 作成日時：2022年4月4日 18時
