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大橋side
鑑賞会後立ち上がる僕に
『ど、どこいくん？』
と慌てるAちゃん
瞳から今にも涙がこぼれ落ちそうだ。
帰る気なんてないくせに、
『行かんといて』を言わせたくて
「え、もう遅いし部屋帰ろうおもて」
なんて嘘を付く。
Aちゃんは僕のパジャマの裾を
掴んで話そうとしない。
『なにぃ？どうしたん』
「こ、こわいねん。一人はむり」
顔をそらしながらそんなことを呟くAちゃん
えー、可愛すぎなんやけど
『僕はどうしたらいい？』
「､､､､」
Aちゃんは俯いたままだ。
もうひと押しかな？
「ちゃんと、言わな部屋もどるで？」
『大橋くんに一緒にいてほしいです』
「和也やろ？ちゃんと
和也一緒にいて？って言わなかえるで」
なんて意地悪をしてみる。
涙目でAちゃんは
『怖いから、和也に一緒にいてほしいです』
と訴えかけてきた。
「合格」可愛すぎる。
「ほな、片付けて一緒にねよか、
遅いしな」
と、ぎゅっとすると『うん、ごめんね』と
震える声で呟きながら抱きしめ返してくれた。
ごめんはこっちのセリフなんやで
ちょっとイタズラがすぎたかな？
でも、好きな女の子に近づくために
足りない頭で考えたのがこの作戦やったんや
Aちゃん、ごめんな
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nago000043(プロフ) - ユウナさん» ありがとうございます！誤字脱字をたまにしてしまうのですが暖かく見守ってくださると嬉しいです！私も大橋担です、これからもよろしくおねがいします！ (2022年4月30日 17時) (
レス) id: f287a0c83d (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 大橋担というのもあって、このお話大好きです！更新楽しみにしてます✊🏻💚 (2022年4月30日 2時) (レス) id: 6a59326a3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nago000043 | 作成日時：2022年4月4日 18時
