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西畑side
Aさんが空いた皿を引き上げては
新しい料理をまた出してくる。
脂っこすぎず、濃すぎず
すごく美味い味。
料理が趣味とは聞いていたけれど
はっきりいってそのレベルをはるかに
超えている。
Aさんは自分も食べることを忘れているのか
メンバーにお酒をついでくれたり
未成年のためお酒を一切口にしていないにもかかわらず
一番テンションの高い謙杜の相手をしている。
仕切りをすることの多い僕の職業病なのか
こうやってプライベートの食事会でも
俯瞰してみてしまう悪い癖がついたようだ。
皆の様子を伺ってると視界が捉えるギリギリの場所で
はっすんとAさんが話しているのがみえた。
Aさんはさっきから何故か
上の空のはっすんを気にかけ声をかけたようだ。
『和也くん』Aさんの声でしっかりとそう
呼ぶのが聞こえた。
僕の知る限りでは
Aさんははっすんのことを『大橋くん』と
よんでいたはずだ。
え、この二人いったいなにがあったん？
Aさんのことは好きとかそういった感情は
無いに等しいはずなのに何故がモヤモヤし始めた。
僕のモヤモヤをよそに、
会も終盤に差し掛かった頃
Aさんが全員にクリスマスプレゼントだと
名前の入ったそれぞれのメンバーカラーの
万年筆を渡してくれた。
ずっと幸せでありますように
の意味が込められているらしい。
やっぱり、Aさんって凄いんやな
俺らの心鷲掴みやで
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nago000043(プロフ) - ユウナさん» ありがとうございます！誤字脱字をたまにしてしまうのですが暖かく見守ってくださると嬉しいです！私も大橋担です、これからもよろしくおねがいします！ (2022年4月30日 17時) (
レス) id: f287a0c83d (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 大橋担というのもあって、このお話大好きです！更新楽しみにしてます✊🏻💚 (2022年4月30日 2時) (レス) id: 6a59326a3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nago000043 | 作成日時：2022年4月4日 18時
