019 ページ19
大橋side
デビュー特需もあって
なかなか帰ってこれなかったこの場所
やっぱりAさんの料理は
絶品だった。
あと笑ったときの雰囲気も
仕事しているときは鉄仮面なくせに
プライベートで僕らのライブ映像を見るときは
子供みたいになくし
僕らの悪ふざけにも文句をいいながらも
付き合ってくれるAさん。
あぁ、もしかして僕Aさんのこと
好き？と意識し始めたのが
ちょうど一週間前、一人で一瞬だけここに
戻って来れたときだった。
_______________
_________
____
_
前触れ無く顔を出した僕に
プライベートの笑顔を向け
美味しいプリン見つけたよ と冷蔵庫から
出してきてくれた瞬間だった。
『え、僕帰ってくることいってなかったのになんで？』
「なんとなく、大橋くんかえってくる気がしたから
かっといたの
勘あたってよかった〜」
なんて言うもんだから僕の心なんて簡単に
奪われてしまった。
迎えが来るまで時間がかかるぽかったから
ダイニングテーブルでプリンを頬張っていると
ミルクティーをとなりで幸せそうに飲むAさんは
「大橋くんはほんと、美味しそうに
ごはんたべるなぁ」なんて笑顔を向けてくる
なぁ、なんで名字なん？
名前でよんでや
他のみんなはあだ名か名前やろ？
言葉より先に僕Aさんを抱きしめていた
戸惑う彼女の耳元で
『和也やで、次からは和也ってよんでな』
と囁くと耳を真っ赤に染めたAさん。
幸か不幸かマネージャーから
迎えに来た連絡が入った。
「ほな、またな！Aちゃん」
頭をポンポンとして僕は再び仕事に向かったのだった。
____________
_________
_____
__
『なぁ、和也くんたべとる？』
僕が一人思い出してニヤニヤしてると
お酒を継ぎながら
Aちゃんがこっちを見てきた。
「あぁ、食べてるよ！
全部美味い！いつもありがとうな」
『そっか！よかった
まだまだあるからいっぱい食べてなぁ』
「ありがとう！」
あくまで平静を装ったけど
今、名前でよんでくれた？
え、ヤバない？爆発しそうや！
大西『えー、大橋くんなにニヤニヤしてん
キモいんですけどぉ〜』
なんて言ってる
なんとでも言ってくれ
今日はいい夢見れそうやわ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nago000043(プロフ) - ユウナさん» ありがとうございます！誤字脱字をたまにしてしまうのですが暖かく見守ってくださると嬉しいです！私も大橋担です、これからもよろしくおねがいします！ (2022年4月30日 17時) (
レス) id: f287a0c83d (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 大橋担というのもあって、このお話大好きです！更新楽しみにしてます✊🏻💚 (2022年4月30日 2時) (レス) id: 6a59326a3e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nago000043 | 作成日時：2022年4月4日 18時
