16話 ページ19
『はい、どうかしましたか。』
岩「ちょっと失礼な事聞いてもいいか?」
『全然どうぞ。』
岩「スポドリ作ってんのAだよな?」
『はい。それがどうかしたんですか?』
岩「さっき羅衣が『及川さんに私がスポドリ作ってくれないとかなんとか言いに行ってるんですか?』…あ、あぁ。」
またか…
岩「すまんな及川が勘違いして。強く言われてないか?」
やさしいな…
ここはやさしさに甘えて正直に言うか。
『あの…正直に言っていいですか?』
岩「おぅ。」
『…正直言って私の心バッキバキにへし折られるくらい言われましたよ。』
岩「…俺からも言ってみるが今だけは信じてくれんかもしれん。…すまんな。」
『いえ、言ってくださるだけでもありがたいので...。』
ピーーッッ
2試合目そろそろ始めます!
梟谷学園、烏野高校、白鳥沢学園、青葉城西高校は体育館に来て下さい!
岩「試合始まるから行くぞ。次は烏野だよな?」
『はい』
体育館に入ったところで羅衣ちゃんに絡まれた
もう、こいつと話すのも嫌だ。
中「せぇ〜んぱぁ〜い!」
『ん?』
中「最近〜A先輩に対して男バレの先輩たち冷たくないですかぁ〜...?」
『そうなのかもね。』
中「どうかしたんですかぁ?まさか、、愛想つかされちゃったとか…」
『うん、かもね。』
と言って
スポドリを持って歩こうとした瞬間。
背中に鈍い痛みを感じた。
押されて私はバランスを崩しそのまま倒れてしまった。
そして羅衣ちゃんはスクイズボトルの蓋を開ける。
え…何やってるの…?
羅衣ちゃんはその中身をたぽたぽと出し始めた
空っぽになったスクイズボトルは蓋が開いたまま出した液体の上にほかっていた。
そこに及川さん登場。
私はあいにく、足と腕を強打した為動けそうに無い。
…絶対あのぶりっ子何か言う。
中「及川せんぱぁーいっ!!
A先輩がこけちゃって、スポドリこぼしちゃったんですけどどうすればぁ〜…」
及「はぁ?何やってんのさ?」
そう言われたあと私は無理やり立たされ、軽く押された
強打した私の足はこれにすら耐えれず私はよろけて頭を打ち、意識をなくしてしまった。
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作者名:Solana | 作成日時:2019年5月31日 14時