無表情なマネに笑顔を【及川徹】

無表情9 ページ9

及川side





真「お願いって何？」



『Aが辛い思いをした元凶は俺にあると思う。気づけなかったのも俺だ。』



真「それで…？」



『俺はもう一度Aが笑ってる所を見たい…！だからAに笑顔を取り戻すのを協力して欲しい』



真「私がお願いしようとしてた事と一緒じゃん。なんか及川と一緒は嫌だけどもちろん協力するよ。」



『本当に？ありがとう』



真「私もAに笑顔が戻って欲しいからさ。ね？ここはお互い協力しよ？」



『真奈美が優しいのって珍しいね』




真「ん？なんか言った？(ﾆｺｯ」



『ナンデモナイデス』



真「そう。それでさ。私が今日話した事Aには内緒にね。バラしたらどうなってもしらないから。」



『ワカリマシタ』




やっぱり真奈美はずっと性格が変わってない。


まぁそれが安心したりしてるんだけどねｗ



『それでさ、とりあえずAと仲がいいバレー部のメンバーに声かけてみようと思うんだけどいい？』



真「別に私はいいよ。あっ。ただAにはバレないようにね。」



『そこは上手くやるから。さっそく今から俺の家に来れないか聞いてみるね』



真「ん。了解」




とりあえず岩ちゃんでしょ。Aはマッツンと同じクラスだったけな。マッキーとも確か1.2年の時同じクラスだった気が。あとは北川第一中だった1年2人。これくらいでいいかな



とりあえず個別に送信してみた



『そろそろ12時だけどお腹空いてない？』



真「うーん。ちょっと空いてるかな」



『牛乳パンならいくらでもあるから食べていいよ。』



真「確かいっつもストイックあったよねｗじゃあ遠慮なくいただきまーす」



『はーい』






真「美味しかったよ。ありがとう」




『普通の牛乳パンだけどねｗあっ。返信きたみたい。えっと。全員これるみたい』

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