輝く星にお願いを【赤葦京治】 (ページ1)

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Aside

私と京治は幼稚園の頃からの幼馴染だった

小学校、中学校の時もそれなりに仲が良かった

しかし中学2年の終わり、私は引っ越す事になった

私は引っ越す前日の夜の事を今でも鮮明に覚えている

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『今日でお別れだね』

赤「うん。向こうでも頑張ってね」

『ありがとう。京治も頑張って！』

赤「ありがとう。いつかはこっち戻ってくるんだよね？」

『うーん。分かんないや』

赤『そっか。』

『残念そうな顔しないでよ。悲しくなってくるじゃん』

赤「してないって」

『そう？それより星…綺麗だね』

赤「そうだね。」

『じゃあさ、またいつかあったらその時は

付き合ってくれる…？』

赤「その時までに考えておくよ」

と言って笑っていた京治はどこか嬉しそうな顔をしていた

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私は京治の事が好きだった。

あの時、勢いで告白してしまったけど多分あいつはもう覚えていない

でも私は星空を見る度にあの時の事を思い出す。

そして…………………

星空を見る度にいつか返事が聞ける事をお願いしていた

あれから3年たった今、私は東京に戻ってきた

高校は梟谷学園に行くことに決まった