鹿VS子犬 ページ37
ーーーーーBHsideーーーーー
A「るぅオッパっ…ごめん…ねっ」
LH「ちょ、泣くなよー…
せっかく悲しくならないようにしたのに」
ほら、ちゃんと話せば分かり合え…る…
ちょちょちょ、ルハニヒョン、何近寄って……
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！
ハグとか！ハグとかいらないから！！
何してんのぉぉぉぉぉ！！
泣き出すAをそりゃもう自然に抱き締めて
Aの頭を抱えるように手を添えて、
俺の彼女なんですけど。
なんて言える空気じゃないのはわかってるけど…
ちょっとこれ、やばいんじゃね？
LH「今でも、Aが好きだよ、」
えっ…
嘘、今、好きって言った？
ルハニヒョンの声に
みんなは一斉に俺を見て
やばい。みたいな顔をしてる
本当に、これの流れ、やばい
A「ちょ、るぅオッパ…」
Aがルハニヒョンの胸を押して
距離を取ると、潤んだ目でヒョンを見上げてて
私も、なんて言ったら…
いやでもここに来る前俺の事好きって言ったし
でも…分かり合えた今、Aは…
LH「Aは、もう俺の事…嫌い？」
ルハニヒョン、そんな聞き方、ずるいよ
俺の立場ねぇじゃん………
A「嫌いじゃ、ないよ」
あぁもうやだ、もう帰りたい
本当に2人の手助けしちゃったじゃん
泣きそ……
2人の復縁シーンなんて見たくなくて
テーブルに思いっきり突っ伏すと
A「でも私はベクが好きだから」
はっきりと、耳に届いたAの声
俺に向けられたAの顔は赤くなってて
恥ずかしい、って照れ笑いして
ぐぁぁぁぁぁぁって、胸が高鳴る
「ルハニヒョン、悪いけどAの事早く離して」
もう、嫉妬で狂いそうだから。
.
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作者名：nagisa
| 作成日時：2017年2月17日 4時
