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NI「だから、るぅオッパに
聞いてもらってたの
その時2人が付き合ってるって知らなくて
A、本当にごめん、私のせいで」
そう言って、目に涙を浮かべるニナを
シウミンさんが泣くなよ〜って慰めて
るぅオッパは困ったように頭をかいた
「二、ニナのせいじゃないよ！」
LH「うん。ニナは悪くない…俺が悪いよ
ニナの事が好きなのかって思われたくなくて
Aにニナと会ってる事言わなかったから」
「……うん、るぅオッパが悪い」
LH「……お前、本当にいい性格してんな」
私を睨みつけるるぅオッパを無視して
ニナにごめんね、って謝ると
A大好きってまた泣いちゃって
これで、私達の間にあった微かなしこりが
解消されたって私まで泣きそうになる
LH「はぁ…納得した？
俺はちゃんとAの事好きだったんだよ
なのに…急に別れるとか言われて
俺ショックでその日何も食えなかったし」
「…その日だけなんだ」
LH「まぁね、次の日の朝ガッツリ食べた」
なんて、時間が経った今だからこそ
こうやってふざけて言い合いできるんだけど
るぅオッパの目は、少し悲しそうで
自分ばっかり傷ついた気でいたけど
私もるぅオッパの事を傷つけちゃってたんだ
ちゃんと私を愛してくれてたのに
ろくに話もせず、別れるだなんて言って
「るぅオッパっ…ごめん…ねっ」
あぁ、やだ
泣きたくないのに、涙が出てくる
LH「ちょ、泣くなよー…
せっかく悲しくならないようにしたのに」
そう言って、私達の間にあった
微妙な距離を埋めるようにるぅオッパがずれて
私は懐かしい香りに包まれた
るぅオッパの可愛い顔には似合わない
大きな胸板に収められて
ぎゅーって、優しく抱き締めてくれた
本当に、この人が大好きだった…
LH「今でも、Aが好きだよ、」
……え？
.
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作者名：nagisa
| 作成日時：2017年2月17日 4時
