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確認事項 ページ29
私の変態行為はさておき、
ドキドキしてたまらない体勢から解放してもらって
ソファに座り直して
話をしようと顔をベクの方へ向ける
うん。カッコいい。
ちょっと儚げな表情も素敵。
「ベクに…聞きたいことがあるの」
なんて言われるか、
まだ聞いてもいないのに不安で
絞り出した声は少し震えてしまって
ベクは優しく私の手を握って
何？って、掠れた声で聞いてきた
「正直に答えてね？
………私は、ニナの代わり？」
不安で、胸が張り裂けそう
ギョンスはそんな事ないって言ってくれたけど
もし、万が一そうだったら……
私がベクを好きになったことすら
間違いになっちゃうから。
この気持ちは、間違いになんてしたくない
恐る恐るベクの顔を見ると
絵に書いたようにきょとんとしたあと
眉をひそめて難しそうな表情になって
BH「う、ん？何が？どうゆうこと？」
って言った
「ぷっ」
DO「ほらね、言ったでしょ？」
思わず笑ってしまう私とギョンスに
なんで笑ってんの？ってまたきょとんとして
本当に、ギョンスの言った通りだった
「ベク…大好きっ」
私がベクを好きになった事は
間違いじゃなかったんだね
嬉しくて、嬉しくて、
たまらずベクに飛びつくように抱き着いた
.
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作者名：nagisa
| 作成日時：2017年2月17日 4時
