隣の列には ページ17
さて、今週ももうすぐ終わろうとしている。
月曜日から求婚し(たと勘違いされ)たり、(何かの間違いだと信じているけれど)求婚されたりと大忙しの週だった。
しかし今日は金曜日。
私が1週間に一度だけ、大好物のカレーうどんを昼食として食べることに決めている日だ。
本当は毎日食べたいのだけれど、それを実行するには無視できない大きな問題がある。
私は食べ方に才能がないらしく、カレースープをよく飛ばすので服に大量の染みがつくのだ。
金曜日を選んだのは、カレーの染みだらけの服を土日の2日間かけてゆっくり洗濯できるから、というしょうもない理由である。
ちなみに私の近くに座るとスープが飛ぶので、毎週金曜日の私はボッチ飯だ。いいもん別に。私にはカレーうどんがいるもん。
さあ全私が待ち望んだこの瞬間がやってくる。
私はホクホク顔で渾身の注文を繰り出した。
「カレーうどん1つお願いします」
「ざるそば1つ」
えっ
恐る恐る横目で隣の列を見たら、轟がいた。
「お、A。奇遇だな」
「と…轟サン…チワッス…」
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なぎさ(プロフ) - てのーるさん» 初めまして、コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！本作をお読みくださりありがとうございました！ (2018年10月21日 11時) (
レス) id: 2a6bd4d84b (このIDを非表示/違反報告)
てのーる - 全体がとても良くまとまったストーリー構成で、見ていて気持ちのいい物語でした！ これからもご自愛の上、執筆活動を頑張ってください^^ (2018年10月21日 2時) (レス) id: e945a347a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎさ | 作成日時：2018年8月17日 0時
