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ことのはじまり ページ1
私はつい先ほど、高校に入ってから初めてできた恋人にフラれてしまった。
最近まともに喋ってなかったから、いやむしろ避けられてる気すらしてたから、なんとなく察してはいたのだけれど、
改めて別れを告げられてみると結構つらい。
はぁ、と大きな溜息を吐きながら放課後の廊下をトボトボ歩いていたら、前方に見慣れた紅白頭が見えた。
轟だ。
普通科に通う私にとっては数少ない、ヒーロー科所属の友人。
けど今はイケメンと楽しくおしゃべりするような気分じゃないし、顔を合わせないようにして帰ろう…
「お。Aか」
秒で気付かれてしまった。
振り返った轟が手を振る。
「…久しぶり、轟」
私は諦めて手を振り返した。
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なぎさ(プロフ) - てのーるさん» 初めまして、コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！本作をお読みくださりありがとうございました！ (2018年10月21日 11時) (
レス) id: 2a6bd4d84b (このIDを非表示/違反報告)
てのーる - 全体がとても良くまとまったストーリー構成で、見ていて気持ちのいい物語でした！ これからもご自愛の上、執筆活動を頑張ってください^^ (2018年10月21日 2時) (レス) id: e945a347a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぎさ | 作成日時：2018年8月17日 0時
