学校案内編�� ページ19
澪
俺は運悪く姉ちゃんの説明を聞かなきゃならない状態に
と思ったのもつかの間、ドタバタと氷華さん達が降りてきていた
ちなみに俺たちのグループがいたのは部活関連の棟だから校庭とか
藍葉｢あ？どうした氷華｣
氷華｢…悲鳴が、聞こえたの｣
よーく見てみるとレオやエリカ、美月に杏都とクラスメイトがゼェハァ言いながら着いてきていた
澪｢悲鳴？｣
『そ、そうなの…！女の子の悲鳴が…』
？｢ぎゃあああああああ！！！｣
そう言えば今度は野太い男の声が
達也｢藍葉先輩、これは…｣
藍葉｢…テロリストか？｣
黒いスーツに身を包み、銃を乱射して威嚇している者や木などを破壊している者も見える
『……！』
澪｢杏都？どうかしたか？｣
『…………や』
氷華｢……？｣
『……あの人達……見たこと……ある』
ハッとして俺は杏都の前に立つ。この怯え様は尋常ではないことが即座に分かった
深雪｢お兄様！皆さん！｣
達也｢深雪！大丈夫か？｣
深雪｢私は大丈夫です。ですが侵入者の数が増えてきていて……｣
氷華｢……深雪さん達は下がってて｣
氷華さんの落ち着いた声が響く。彼女の冷静な対応は焦り散らす俺たちを冷静にさせる
深雪｢！？｣
藍葉｢そう言えばアンタらに魔法は見せてなかったな｣
澪｢姉ちゃん、魔法使える許可出せてんのか？｣
藍葉｢渡辺先輩から許可はさっき貰った｣
手回すの早すぎだろ。手際がいいって言った方がいいのか？
『……私も、魔法使う』
氷華｢なるべく後ろに居なさい。澪君、頼んだわよ｣
澪｢あいよ！｣
エリカ｢ちょっとー！あたしらも行くんだけどー！？｣
レオ｢俺達に魔法見せてくれよ！｣
氷華｢……役に立たなさそうなら置いていくわよ｣
深雪｢……お兄様｣
達也｢はァ…仕方ない｣
杏都の姿を確認しつつ俺達は騒音が聞こえる方へ駆け出した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
